Packing List

オートキャンプの持ち物リスト

30項目のチェックリスト

かんたんに言うと

オートキャンプの持ち物は、テントとタープ、寝袋とマット、テーブルとチェア、ランタンなどの明かり、コンロと調理道具、クーラーボックスが基本です。車で運べるので、重さより使いやすさで選べます。安全のために大事なのは、テントの中など換気の悪い場所でコンロ・ストーブ・ランタン・たき火を使わないこと(一酸化炭素中毒のおそれ)と、ガスカートリッジを高温になる車内に置いたままにしないことです(NITE)。

オートキャンプは、車をテントのそばに止めたり、駐車場から近い場所に泊まったりするキャンプです。荷物を背負わなくてよい分、道具を多く持っていけますが、忘れ物をすると現地で困るのは同じです。このリストは、寝る・過ごす、料理、明かりと電気、服と安全の4つに分けました。キャンプ場ごとに、直火やたき火、発電機の使用などの決まりが違うので、予約のときに確かめてください。

寝る・過ごす道具

  • 雨風をしのいで眠る場所です。

    選ぶ目安:人数より1人分ほど広い物が目安(荷物を中に置けるため)。設営の手順が少ない物ははじめての人に向きます。

  • 日差しや雨をよけて、食事や休憩をする場所を作ります。

    選ぶ目安:テーブルとチェアが入る広さが目安。雨の日は張り方で水がたまらないようにします。

  • テントとタープを地面に固定します。付属のペグでは地面に刺さりにくいことがあります。

    選ぶ目安:地面に合う丈夫なペグを予備とあわせて。

  • テントの底を傷や水から守ります。

    選ぶ目安:テントの底より少し小さい物(はみ出すと雨水がたまるため)。

  • 夜の冷えから体を守って眠ります。

    選ぶ目安:メーカーが示す快適温度を見て、行く場所の夜の気温に合う物を選ぶのが目安。

  • 地面からの冷えとでこぼこを和らげます。

    選ぶ目安:厚みのあるマットか、地面から離れて寝られるコット。車で運べるので、厚めの物でも構いません。

  • 食事や休憩のときに座ります。

    選ぶ目安:座る高さをテーブルに合わせるのが目安。

  • 料理や食事をする台です。

    選ぶ目安:人数と調理のしかたに合う広さ。熱い鍋を置くなら天板の素材を確かめます。

料理の道具

  • 料理やお湯をわかすのに使います。

    選ぶ目安:家族なら2口のコンロ、少人数なら1口のバーナーが目安。PSLPGマークのある物を使い、器具に書かれた対応する燃料を使います(NITE)。

    テントの中など換気の悪い場所では使いません(NITE)。

  • コンロの燃料です。

    選ぶ目安:器具の本体や説明書に書かれた対応する物を使います。使う前に接続部の汚れや劣化を確かめます(NITE)。

    炎天下の河原や車内など、高温になる場所に置いたままにしません。捨てるときは中のガスを使い切ります(NITE)。

  • 料理を作ります。

    選ぶ目安:人数に合う大きさ。カートリッジガスこんろでは、五徳からはみ出す大きな鍋や鉄板は使いません(NITE)。

  • 食べる・飲むために使います。

    選ぶ目安:割れにくい物を人数分。

  • 材料を切ります。

    選ぶ目安:持ち運び用のカバーが付いた物が目安。

  • 食材と飲み物を冷やしておきます。

    選ぶ目安:泊まる日数と人数に合う容量が目安。保冷力はメーカーの仕様で比べます。

  • クーラーボックスの中を冷やします。

    選ぶ目安:クーラーの大きさに合う量。

  • 炊事場が遠いとき、手洗いや料理の水を手元に置いておけます。

    選ぶ目安:折りたためる物は帰りにかさばりません。

  • たき火を楽しむための台です。地面で直接火をたく直火を禁止しているキャンプ場があります。

    選ぶ目安:人数と使う薪の長さに合う大きさ。

    たき火そのものを禁止しているキャンプ場もあります(上高地の小梨平キャンプ場は直火・焚き火・セルフBBQ禁止)。キャンプ場の決まりを確かめます。

  • コンロやたき火の火をつけます。

    選ぶ目安:長い柄のライターがあると手を近づけずに済みます。

  • ゴミは分別して持ち帰るキャンプ場があり、食器も洗います。

    選ぶ目安:ゴミ袋は分別できる枚数。洗剤はキャンプ場の決まりに合う物。

明かりと電気

  • 夜のサイトを照らします。テントの中では電池式などの火を使わない物を使います。

    選ぶ目安:サイト全体を照らすメインの物と、テーブルや手元用の小さな物の2つ以上が目安。燃料式はテントの外で使います(NITE)。

  • 夜にトイレや炊事場へ行くとき、両手を空けて足元を照らします。

    選ぶ目安:1人1つ。予備電池も。

  • スマートフォンの充電や、電気を使う道具に使います。

    選ぶ目安:使う機器の消費電力と時間で容量を決めます。電源のあるサイトを選ぶ方法もあります。

服・身の回り・安全

  • 雨の日の設営や撤収で、体と服が濡れるのを防ぎます。

    選ぶ目安:上下に分かれた物が動きやすい目安。

  • 夏でも高原のキャンプ場は夜冷えます。

    選ぶ目安:フリースや薄手のダウンなど。

  • ペグ打ちや設営で手を守り、熱い鍋や焚き火の道具を扱います。

    選ぶ目安:設営用の作業手袋と、熱に強い手袋を1組ずつ。

  • 夏の林や水辺のキャンプ場では、虫に刺されることがあります。

    選ぶ目安:肌に使えるスプレーなど。

  • やけど、切り傷、虫刺されの手当てに使います。

    選ぶ目安:ばんそうこう、やけどの手当ての物、虫刺されの薬、常備薬など。

  • 日差しの強い日の熱中症と日焼けを防ぎます。

    選ぶ目安:つばのある帽子と、汗で落ちにくい日焼け止め。

  • 汗や雨で濡れたときに着替えます。

    選ぶ目安:人数分と、予備を少し。

  • 燃焼器具を使うときに、一酸化炭素の濃度の上がりすぎに気づく助けになります。

    選ぶ目安:電池式の警報器。ただし換気の代わりにはなりません。テントの中では燃焼器具を使わないのが前提です。

季節で変わること

夏は日差しと暑さへの対策(タープの日陰、飲み物、帽子)と虫よけが大事です。標高の高いキャンプ場は、夏でも夜は冷えるので、寝袋は行く場所の夜の気温に合う物を選び、防寒着も持ちます。春と秋は昼と夜の気温差が大きく、寝るときの冷え対策が必要です。寒い時期にテントの中を暖めたくなっても、燃焼する暖房器具をテントの中で使うと一酸化炭素中毒のおそれがあります(NITE)。寝袋とマット、着る物で暖かくします。

よくある質問

テントの中でガスストーブやランタンを使ってもいいですか?

使わないでください。NITE(製品評価技術基盤機構)は、テントの中など換気が不十分な場所でたき火をしたり、ガスこんろやストーブ、ランタンを使ったりすると一酸化炭素中毒のおそれがあるとして、屋外の風通しのよい場所で使うよう呼びかけています。テントの中の明かりは電池式にします。

ガスカートリッジは車に積んだままでいいですか?

高温になる車内に置いたままにしないでください。NITEは、炎天下の砂浜や河原、自動車の車内など高温になりやすい場所にガスカートリッジを放置しないよう、特に直射日光で高温になる車内は大変危険だと注意しています。

はじめてのオートキャンプでそろえる物は?

テント、寝袋、マット、明かり(ランタンとヘッドランプ)、コンロと調理道具、クーラーボックス、テーブルとチェアが基本です。全部を買う前に、レンタルのあるキャンプ場や、道具付きのサイトで試す方法もあります。

焚き火はどこでもできますか?

できません。地面で直接火をたく直火を禁止しているキャンプ場があり、焚き火台を使えばよいところと、たき火そのものを禁止しているところ(上高地の小梨平キャンプ場など)があります。予約のときにキャンプ場の決まりを確かめます。

夏のキャンプでも寝袋は必要ですか?

標高の高いキャンプ場では、夏でも夜は冷えます。メーカーが示す快適温度を見て、行く場所の夜の気温に合う寝袋を選ぶのが目安です。暑い場所なら、薄手の寝袋やブランケットで足りることもあります。

ランタンはいくつ必要ですか?

サイト全体を照らすメインの物と、テーブルや手元を照らす小さな物の2つ以上が目安です。テントの中では電池式など火を使わない物を使います。夜の移動用に、1人1つヘッドランプも持ちます。

出典と確認日