
トレイルラン大会の持ち物リスト(必携品の考え方)
30項目のチェックリスト
トレイルラン大会の持ち物は、大会の要項にある「必携品」が最優先です。必携品は大会ごとに違い、レインウェアの条件(フード付き・防水透湿・縫い目のシーム処理)、ライトの本数、水の量、マイカップ、サバイバルブランケットなどが細かく決まっていて、欠けると失格になる大会もあります。要項を読んで必携品をそろえてから、シューズや補給食など自分で選ぶ物を決めます。
トレイルランの大会は、山の中を長い距離走るので、天気の急変やけが、夜の走行に自分で備える必要があります。そのため多くの大会が、走る間ずっと持っておく「必携品」を決めています。たとえば信越五岳トレイルランニングレースは12項目の必携装備を決め、Mt.FUJI100は必携品のチェックで欠けていればその場で失格になることがあるとしています(Mt.FUJI100の必携品は種目によって違います)。一方、ハセツネCupの必携は大会指定のGPS端末で、水2L以上・雨具・ライト・行動食は推奨装備です。このリストは、要項で必携になりやすい物を先に並べ、大会ごとに条件を確かめられるようにしました。
要項で必携になりやすいもの
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必携品と水・補給食をすべて入れて、体に密着させて走るために使います。
選ぶ目安:必携品がすべて入る容量が目安(短い距離で5L前後、長い距離で10L前後から)。走っても揺れにくく、ボトルを前に入れられる物。
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エイドの間の水分補給に使います。水の量を決めている大会があります。
選ぶ目安:Mt.FUJI100はスタートと各エイドの出発時に1L以上の所持が必要。ハセツネCupは2L以上を推奨しています。走りながら飲める柔らかいボトルが目安。
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紙コップを用意しない大会があり、エイドで水や食べ物を受け取るのに使います。
選ぶ目安:Mt.FUJI100は150cc以上と決めています。信越五岳も紙コップの用意はありません。折りたためる軽い物が目安。
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雨と風から体を守り、低体温症を防ぎます。素材と作りに条件がある大会が多い装備です。
選ぶ目安:信越五岳とMt.FUJI100は、フード付き・防水透湿性の素材・縫い目をシームテープで防水加工した物を求めています。ウインドブレーカーでは条件を満たさないことがあります。
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雨の中で脚が冷えるのを防ぎます。レインジャケットとあわせて必携の大会があります。
選ぶ目安:信越五岳はジャケットと同じ条件の上下を必携にしています。軽く小さくたためる物が目安。
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暗い時間を走る大会で、足元とコースを照らします。本数や明るさを決めている大会があります。
選ぶ目安:信越五岳はライト2個とそれぞれの予備電池・バッテリーが必携で、スマートフォンのライトは不可。Mt.FUJI100は明るさ(80ルーメン以上)と照らせる時間(4時間以上)の条件があります。
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動けなくなったときに体温を保ちます。
選ぶ目安:Mt.FUJI100は130cm×200cm以上と大きさを決めています。小さくたためるアルミの物が目安。
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けがで動けないときに、声より遠くまで居場所を知らせます。
選ぶ目安:小さく軽い物。ベストに付属していることもあります。
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主催者からの連絡と、もしものときの救助の要請に使います。
選ぶ目安:信越五岳は番号非通知にせず、十分に充電し、SMSを受信できる状態にしておくことを求めています。Mt.FUJI100はモバイルバッテリーも必携です。
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すり傷、靴ずれ、ねんざなどにその場で手当てをします。
選ぶ目安:ばんそうこう、常備薬、テーピングテープなど。Mt.FUJI100はテーピングテープ(手当てと装備の補修に使える強さの物)も必携です。
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夜や山頂付近、止まったときの冷えに備えます。
選ぶ目安:信越五岳は着替え用の長袖ベースレイヤー(スタート時に着ていた物は不可)、Mt.FUJI100は起毛のミッドウェア(フリース・ウール・薄手ダウンなど、綿は不可)を必携にしています。
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夜や悪天候のときの冷えを防ぎます。
選ぶ目安:Mt.FUJI100は指先まで覆う手袋と、耳まで覆う帽子(ウールかポリエステル)を必携にしています。
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クマのいる山を走る大会で、自分がいることを知らせます。
選ぶ目安:信越五岳は必携。住宅地の近くなど鳴らしてはいけない区間では、音を止められる物にします。
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虫やヘビに刺された・かまれたときの応急処置に使います。
選ぶ目安:信越五岳は必携にしています。小さなケース入りの物。
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トイレのない区間で使います。
選ぶ目安:Mt.FUJI100は必携(使ったら次のエイドで未使用品と交換できる)。
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大会の位置確認や、コースの確認に使います。
選ぶ目安:ハセツネCupは大会指定のGPS端末の所持が必携(レンタルあり)。Mt.FUJI100はコースのGPXデータを端末で表示できるようにしておくことを求めています。
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選手であることを示し、通過を記録します。
選ぶ目安:受付で配られた物を、決められた位置に付けます。
走るための装備
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ぬかるみや岩の道で滑りにくく、長い下りで足を守ります。
選ぶ目安:靴底の溝が深く、足に合う物が目安。長い距離はクッションのある物。大会の前に山で履き慣らします。
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靴ずれやまめを防ぎます。
選ぶ目安:化繊やウールの物。5本指の物を選ぶ人もいます。
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汗を早く乾かし、体の冷えを防ぎます。
選ぶ目安:化繊かウールの物。綿は避けます。
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上りで脚の負担を減らします。使える区間を決めている大会があります。
選ぶ目安:軽くて、走るときにたたんでベストに付けられる物。ハセツネCupは第1関門までは使えず、ザックに付けておく決まりです。
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長い時間走ると、エネルギーが足りなくなります。エイドだけでは足りないことがあります。
選ぶ目安:すぐ食べられるジェルやバーを、エイドの間の時間に合わせて。食べ慣れた物にします。
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汗で失う塩分を補い、足のつりや体調不良を防ぎます。
選ぶ目安:タブレットや粉末など。
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日差しと、枝や虫から目を守ります。
選ぶ目安:軽く、走ってもずれにくい物。
レース前後に使うもの
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受付で求められる大会や、けがで病院に運ばれたときに必要です。
選ぶ目安:ハセツネCupは受付で健康保険証かマイナンバーカードの持参を求めています。信越五岳は資格確認書(PDFや印刷も可)と現金の携帯をすすめています。
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長い距離を走ると、脇や足が擦れて痛くなります。
選ぶ目安:スタート前に塗ります。信越五岳の推奨装備にもあります。
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稜線や林道は日差しが強く、長い時間浴び続けます。
選ぶ目安:汗で落ちにくい物。
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ゴール後に汗で冷えないようにします。
選ぶ目安:荷物預かりがある大会では、預ける袋に入れておきます。
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着替えや携帯電話を雨や汗から守ります。
選ぶ目安:小さく軽い物を1〜2枚。
大会で借りられる・用意されるもの
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大会指定のGPS端末を持っていなくても借りられる大会があります。
選ぶ目安:ハセツネCupは大会指定のGPS端末を税込2,200円でレンタルしています。
季節で変わること
春と秋の大会は、スタートの早朝と山頂付近が冷え込み、日中は暑くなることがあります。防寒着とレインウェアは、気温が高い予報でも要項どおりに持ちます。夏の大会は、水の量と塩分の補給、暑さへの備えが大事です。夜を走る大会では、ライトと予備電池、防寒着の条件が細かく決まっていることがあります。必携品は年や天候で追加されることがあるので、大会直前の案内まで確かめます。
よくある質問
トレイルラン大会の必携品はどこで確かめますか?
大会の公式サイトの要項や「必携品」「競技規則」のページで確かめます。信越五岳は「必携装備と推奨装備」、Mt.FUJI100は「競技規則・注意事項」のページに載っています。年や天候で追加されることがあるので、大会直前の案内まで確かめます。
必携品が足りないとどうなりますか?
大会によっては失格になります。Mt.FUJI100は、レース中に必携品のチェックを行い、欠けていればその場で失格になることがあるとしています。
レインジャケットはどんな物なら必携品の条件を満たしますか?
大会ごとに条件が違いますが、信越五岳とMt.FUJI100は、フード付き・防水透湿性の素材・縫い目をシームテープで防水加工した物を求めています。撥水のウインドブレーカーでは条件を満たさないことがあります。
水はどれくらい持てばいいですか?
大会の決まりとエイドの間の距離で決めます。Mt.FUJI100はスタートと各エイドの出発時に1L以上の所持が必要です。ハセツネCupは2L以上を推奨し、途中の補給は月夜見第二駐車場で1.5L以内としています。
ハセツネCupの必携品は何ですか?
ハセツネCupの大会概要では、必携装備は大会が指定するGPS端末で、水2L以上・雨具(防寒具を兼ねる物)・ライト・行動食は推奨装備です。それ以外の装備は制限しないとしています。受付では健康保険証かマイナンバーカードが必要です。
はじめての大会でそろえる物の順番は?
まず出る大会の必携品をすべてそろえ、それが入るレースベストを選びます。次にシューズとウェア、補給食です。必携品を入れた状態で、大会の前に山を走って重さや揺れを確かめておくと安心です。
出典と確認日
- 日本山岳耐久レース(ハセツネCup) 大会概要(2026-10-13確認)
- 信越五岳トレイルランニングレース 必携装備と推奨装備(2026-10-13確認)
- Mt.FUJI100 競技規則・注意事項(2026-10-13確認)
- 環境省 クマ類の出没等への注意事項について(クマ類出没対応マニュアル 2007年より)(2026-10-13確認)
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