テント場の多くは、予約なしの先着順。

涸沢小屋と涸沢のテント場(紅葉期)
写真:Yu.Nakai/CC BY-SA 3.0
かんたんに言うと

北アルプス・八ヶ岳・尾瀬のテント場の多くは予約が不要で、当日に小屋の受付で手続きをする先着順です(2026年)。予約が必要なのは、徳本峠小屋のテント場(電話・10名まで)、尾瀬沼キャンプ場、白駒池の青苔荘のテント場(やまたんのみ)、お盆の小梨平キャンプ場(8/8〜8/14)などに限られます。料金は大人1人1泊2,000円の所が多く、尾瀬の見晴・山ノ鼻は1,000円でした。

テント泊は、小屋泊のように受付開始の日に予約を取りにいく必要がないことが多く、予定を直前まで決めやすいのが良いところです。ただし、予約がいらないぶん、混む日は着く時間で張れるかどうかが決まり、テント場によっては予約制の場所や時期もあります。この記事では、ソトビヨリが2026年に小屋と運営会社の公式サイトで確かめた北アルプス・八ヶ岳・尾瀬のテント場について、予約の要否、受付のしかた、料金、満員のときの扱いをまとめました。決まりは年によって変わるので、出かける前に必ず公式の案内を確かめてください。

この記事のポイント

  • 2026年、上高地側の涸沢・横尾・ババ平・槍ヶ岳・岳沢などのテント場は予約不要で、当日の先着順だった。
  • 予約が必要だったのは、徳本峠小屋のテント場(10名まで・電話)、尾瀬沼キャンプ場、白駒池の青苔荘のテント場(やまたんのみ)、小梨平キャンプ場のお盆期間(2026年8/8〜8/14・Webのみ)。
  • テント場の料金は、北アルプスと八ヶ岳の多くで大人1人1泊2,000円、尾瀬の見晴・山ノ鼻キャンプ場は1,000円、高見石小屋は600円だった(2026年)。
  • 張れる数は、槍ヶ岳山荘39張、殺生小屋80張、横尾約150張と場所によって大きく違い、槍ヶ岳は満員のとき山荘の素泊まりか殺生小屋のテント場を案内している。
  • テント泊の人に朝夕食を出さない小屋が多く、赤岳鉱泉・行者小屋・岳沢小屋ではテント泊の食事が事前予約制だった(2026年)。

テント場は予約が必要?多くは予約不要の先着順

北アルプス・八ヶ岳・尾瀬のテント場の多くは、予約がいりません。テント場の受付は近くの山小屋が兼ねていて、当日に着いた順に張る場所を選びます。

ただし「予約不要」は「受付不要」ではありません。どのテント場でも、小屋の受付で手続きをして料金を払います。先に受付をしてから張るところと、張ってから受付に行くところがあります。

予約がいらないぶん、混む日は着く時間で張れるかどうかが決まります。また、いくつかのテント場は予約制で、ふだんは予約不要でも特定の時期だけ予約制になる場所もあります。行く年の公式の案内を必ず確かめてください。

テント場の情報は「受付をしている小屋」で探す

尾瀬の見晴キャンプ場は燧小屋、山ノ鼻キャンプ場は至仏山荘、白駒池のテント場は青苔荘、涸沢のテント場は涸沢ヒュッテが受付をしています。テント場の名前で探して情報が見つからないときは、受付をしている小屋の公式サイトを見てください。

予約不要でも、決まりはテント場ごとにある

予約がいらないテント場でも、守る決まりはあります。たとえば小梨平キャンプ場は直火・焚き火・バーベキューが禁止で、クマについての講習の受講を案内しています。徳本峠小屋もクマの出没に注意するよう呼びかけています。

水の扱いも場所によって違います。高見石小屋は水場がなく、水は小屋で売っています。青年小屋は水を売っておらず、小屋から歩いて4〜5分の湧き水「乙女の水」を使います。着いてから困らないよう、テント場ごとの決まりを読んでおきます。

予約が必要なテント場はどこ?(2026年)

2026年に公式で確かめた範囲では、次のテント場と貸しテントが予約制でした。人数の少ないテント場や、特に混む時期に予約制をとる場所が中心です。

小梨平キャンプ場のお盆の予約制は、2026年の案内です。2027年に同じ形になるかは、2026年10月時点では発表されていません。予約制は年によって変わることがあるので、毎年その年の案内を確かめます。

徳本峠小屋のテント場は10名までと小さく、小屋の宿泊と同じく利用日の1か月前の同じ日から電話で受け付けます。電話の受付は8:00〜15:00と19:00〜19:45です。テント場のキャンセル料はありませんが、取り消すときは連絡が必要です。

尾瀬沼キャンプ場は、尾瀬沼ヒュッテと同じ予約システムで申し込みます。小梨平キャンプ場のお盆の予約は、支払い済みの利用料はキャンセルしても返金されないと案内されていました。予約制の場所は、申し込みの前に取り消しの決まりも読んでおきます。

予約が必要なテント場・貸しテント(2026年・公式で確認)
テント場・サービス予約の方法受付の始まり料金
徳本峠小屋のテント場電話のみ(10名まで)利用日の1か月前の同じ日(小屋の宿泊と同じ)1人2,000円
尾瀬沼キャンプ場尾瀬沼ヒュッテと同じ予約システム尾瀬沼ヒュッテの公式で確認1人2,000円
白駒池のテント場(青苔荘)やまたんのみ(電話は不可)やまたんで確認大人1人1,500円
小梨平キャンプ場(お盆のテントサイト)Webのみ2026年は7/1の午前8時ごろ(予定と案内)大人1人2,000円
小梨平のケビン・常設テントWeb・電話2026年は2/7(4/20〜7/10分)と3/7(全期間)の午前8時。電話は両日とも12時から公式で確認
涸沢のレンタルテント(涸沢ヒュッテ)やまたんやまたんで確認4人用1張12,000円(別に幕営料)

徳本峠小屋の予約開始日小梨平キャンプ場の予約開始日青苔荘(白駒池のテント場)

テント泊でも、食事は予約が必要なことがある

テント場そのものは予約不要でも、小屋の食事を頼むときは予約が必要な場合があります。2026年は、赤岳鉱泉と行者小屋がテント泊の夕食(3,000円)と朝食(1,000円)を事前予約制にしていて、受付は宿泊予約と同じ日に始まりました。岳沢小屋もテント泊の夕食はWeb予約からの事前予約制です。

北アルプス・上高地側のテント場の予約と料金

上高地から歩く北アルプスのテント場は、徳本峠を除いて予約不要でした(2026年)。張れる数は公式に書かれていた目安で、料金は持ち込みのテントで大人1人1泊の金額です。

上高地から梓川に沿って歩くと、小梨平・徳沢・横尾の順にテント場があります。横尾から先は、槍ヶ岳へ向かう道(ババ平・殺生・槍ヶ岳)と、穂高へ向かう道(涸沢・穂高岳山荘・北穂高岳南稜)に分かれます。岳沢は上高地の河童橋から約2時間半、蝶ヶ岳は長塀尾根を登った先です。

テント場と小屋の位置も、場所ごとに違います。槍ヶ岳のテント場は山荘の南50m、殺生は小屋の横、岳沢は小屋の上方およそ100mです。北穂高岳南稜のテント場は山頂から涸沢側へ歩いて10分ほどで、テント場にトイレはなく、小屋のトイレを使います。

上高地側のテント場(2026年・各小屋の公式で確認)
テント場受付している所予約張れる数料金
小梨平小梨平キャンプ場通常は不要(2026年は8/8〜8/14のみ予約制)A〜Lの12エリア2,000円
徳沢徳澤園不要(現地で受付)公式に記載なし2,000円
横尾横尾山荘不要(当日、売店で受付)約150張2,000円
涸沢涸沢ヒュッテ持ち込みは不要公式に記載なし2,000円
ババ平(槍沢)槍沢ロッヂ不要60張(河原を含む)2,000円
槍ヶ岳槍ヶ岳山荘受けない(先着順)39張2,000円
殺生殺生小屋不要80張2,000円
南岳南岳小屋不要50張2,000円
岳沢岳沢小屋不要約30張2,000円
穂高岳山荘穂高岳山荘不要(2026年)約60張2,000円
北穂高岳南稜北穂高小屋公式に明記なし(届出は北穂高小屋)20張2,000円
蝶ヶ岳蝶ヶ岳ヒュッテ不要(当日受付)約30張2,000円
西穂山荘西穂山荘不要(先着受付制)公式に記載なし2,000円
徳本峠徳本峠小屋必要(電話)10名まで2,000円

北アルプスの小屋とテント場の一覧涸沢ヒュッテ(涸沢のテント場)横尾山荘(横尾野営場)

子どもや学生の料金

子どもや学生の料金を決めているテント場もあります。2026年は、槍ヶ岳山荘のグループ(槍ヶ岳・殺生・ババ平・南岳・岳沢)が大学生以下1,000円、穂高岳山荘が中学生以下500円、涸沢ヒュッテがこども1,000円、横尾と小梨平が小学生1,000円でした。

八ヶ岳のテント場の予約と料金

八ヶ岳のテント場も、多くは予約不要です(2026年)。ただし北八ヶ岳の白駒池は予約制で、料金のしくみもテント場ごとに違います。1人ごとの料金に、1張ごとの料金が加わる所もあります。

赤岳鉱泉は通年営業で、行者小屋もテント泊は通年受け付けています。どちらもテント泊の人数や張り数の上限はありません。冬に雪の上で泊まるテント泊は、夏とは装備も危険もまったく違います。冬に出かけるなら、経験者やガイドと計画を立て、小屋の公式の案内を確かめてください。白駒池のテント場は、使える時間が14時から翌朝9時までで、早めに張る場合や撤収を延ばす場合は料金が加わります。

八ヶ岳のテント場(2026年・各小屋の公式で確認)
テント場予約料金メモ
赤岳鉱泉不要1人2,000円人数・張り数の上限なし。夕食・朝食は要予約
行者小屋不要(通年)1人2,000円夕食・朝食は要予約
オーレン小屋不要(売店で受付)大人1人2,000円80〜100張。夕食は当日14時までに予約
黒百合ヒュッテ不要公式で確認テント泊の人への食事はなし
高見石小屋受けない(先着順)1人600円張り数は問わない。水は小屋で販売
白駒池(青苔荘)必要(やまたんのみ)大人1人1,500円利用は14:00〜翌9:00
青年小屋不要(玄関で受付してから設営)1張500円+1人1,000円トイレ代込み
しらびそ小屋不要(平日・大人数は問い合わせ)1人1,000円+1張500円—

八ヶ岳の小屋とテント場の一覧赤岳鉱泉(テント泊の食事予約)オーレン小屋八ヶ岳の冬の山小屋

テント場の記載がない小屋

赤岳天望荘・赤岳頂上山荘・硫黄岳山荘・根石岳山荘・夏沢鉱泉は、公式にテント場の記載がありませんでした(2026年10月時点)。本沢温泉はテント泊の人も入浴できると案内していますが、テント場の予約の要否と料金は公式で確かめられませんでした。行く前に小屋へ問い合わせてください。

尾瀬のキャンプ場は予約が必要?3か所の違い

尾瀬のキャンプ場は、尾瀬沼・見晴・山ノ鼻の3か所です(尾瀬保護財団)。このうち予約が必要なのは尾瀬沼キャンプ場だけで、見晴と山ノ鼻は予約がいりません(2026年)。

長蔵小屋・尾瀬小屋・弥四郎小屋・龍宮小屋など、尾瀬の山小屋の多くは小屋のそばにテント場を持っていません。尾瀬でテント泊をするなら、この3か所のどこに泊まるかを先に決め、そこまで歩ける計画を立てます。

どのキャンプ場も直火は禁止で、残飯や汁を流さないよう案内されています。受付は近くの小屋がしているので、着いたらまず受付の小屋へ行きます。

キャンプ場の管理のしかたも3か所で違います。尾瀬沼キャンプ場は檜枝岐村が設けたもので、受付は尾瀬沼ヒュッテです。見晴キャンプ場は環境省の管轄で、受付と管理を燧小屋が受け持っています。燧小屋の設備はテント泊の人は使えません。山ノ鼻キャンプ場は東京パワーテクノロジーが設置・運営し、受付は至仏山荘です。

尾瀬のキャンプ場(2026年・尾瀬保護財団と各小屋の公式で確認)
キャンプ場予約受付料金(1人1泊)メモ
尾瀬沼キャンプ場必要尾瀬沼ヒュッテ2,000円予約は尾瀬沼ヒュッテと同じ予約システム
見晴キャンプ場不要燧小屋(当日)1,000円16時までに到着。貸毛布1枚200円。小屋の設備は使えない
山ノ鼻キャンプ場不要至仏山荘1,000円荷物預かりは1個500円(至仏山荘)

尾瀬の小屋とキャンプ場の一覧尾瀬沼ヒュッテ(尾瀬沼キャンプ場の受付)燧小屋(見晴キャンプ場の受付)尾瀬の山小屋の予約

テント場の受付のしかた

予約不要のテント場でも、着いたら受付と支払いをします。流れはテント場ごとに少しずつ違うので、着いたらまず受付の案内を見てください。一般的な流れは次のとおりです。

  1. 受付の場所を確かめる

    受付はテント場ではなく、近くの小屋の売店やフロントであることが多いです。ババ平のように、受付の槍沢ロッヂからテント場まで約30分離れている所もあります。

  2. 先に受付か、張ってから受付かを確かめる

    西穂山荘と青年小屋は、先に受付をしてから張ります。涸沢は張ったあと14時ごろ〜17時に涸沢ヒュッテへキャンプ届を出し、蝶ヶ岳は張ったあとに手続きをしてもかまいません。

  3. 料金を払う

    大人1人1泊2,000円の所が多く、青年小屋やしらびそ小屋は1張ごとの料金も加わります。現金だけの小屋もあるので、細かいお金も用意しておきます。

  4. 食事や水を申し込む

    小屋の食事を頼むなら、締め切りの時刻を確かめます。2026年は、オーレン小屋が当日14時まで、穂高岳山荘が16時までに注文を受けていました。

  5. 決まりを確かめて張る

    張ってよい範囲、トイレと水場の場所、ゴミの持ち帰りを確かめてから設営します。

登山計画書も忘れずに

テント泊でも、登山計画書の提出は小屋泊と同じです。長野県では、指定された登山道などに入るときに登山計画書の届出が必要と案内しています。出かける前に、行き先の県の案内を確かめてください。

テント場が満員のときはどうなる?

予約のないテント場は、混む日に張る場所がなくなることがあります。満員のときの扱いは、テント場ごとに次のように案内されていました(2026年)。

  • 槍ヶ岳(39張):満員のときは、槍ヶ岳山荘の素泊まりか、殺生小屋のテント場へ
  • 穂高岳山荘(約60張):とても混む日は、小屋泊への変更をお願いすることがある
  • 西穂山荘:スペースが限られ、週末などは満員で断ることがある
  • 殺生・ババ平・南岳:公式は「張れないことはない」と案内
  • 赤岳鉱泉・行者小屋:人数や張り数の上限はない

遅い時刻の到着は避ける

見晴キャンプ場は16時までの到着を求めています。暗くなってからの設営や、受付の時間を過ぎてからの到着は避け、遅れそうなときは受付の小屋に連絡してください。

槍ヶ岳山荘殺生小屋

張れる数の少ない所は、早めに着く

穂高岳山荘は2026年、テント場を予約なしの「先着・先張り」としていました。張れる数の少ないテント場ほど、早めに着く計画にしておくと安心です。満員だった場合に備えて、近くの小屋の素泊まりや別のテント場までの道のりも、地図で確かめておきます。素泊まりに切り替えるときは、その小屋の空きと料金も確かめる必要があります。

テント泊の食事・水・トイレは?

テント泊の人に、小屋の食事を出すかどうかは小屋ごとに違います。水やトイレも、無料の所と有料の所があります。食事をあてにするなら、出かける前に確かめておきます。

テント泊の人への食事と水(2026年・各小屋の公式で確認)
小屋テント泊の人の食事水・トイレなど
槍ヶ岳山荘朝夕食は出さない(弁当のみ注文可)水は天水で、宿泊者以外は1L200円
殺生小屋・槍沢ロッヂ・南岳小屋朝夕食は出さない槍沢ロッヂは小屋前の蛇口で水が無料。南岳小屋はテント泊1L100円
横尾山荘食事は出さない給水・公衆トイレあり
岳沢小屋夕食はWeb予約からの事前予約制湧き水を玄関先で無料
穂高岳山荘食事・弁当を16時まで注文可水は宿泊者・テント泊は無料
涸沢ヒュッテ持ち込みテントの人への食事は当面中止飲用水は無料。トイレはテント泊も無料
赤岳鉱泉・行者小屋夕食3,000円・朝食1,000円を事前予約赤岳鉱泉の入浴は1,000円(5〜10月)
オーレン小屋夕食は当日14時までに予約入浴1,000円。トイレ代は料金に込み
黒百合ヒュッテ食事の提供なし—

充電は有料の所が多い

スマートフォンの充電も、テント泊の人は有料の所があります。2026年は、槍ヶ岳山荘と南岳小屋が30分100円、蝶ヶ岳ヒュッテが1回200円でした。モバイルバッテリーを多めに持っていくと安心です。

お風呂に入れるテント場もある

小屋のお風呂を、テント泊の人も使える所があります。2026年は、赤岳鉱泉が1回1,000円(5〜10月のみ)、オーレン小屋が1回1,000円でした。本沢温泉も、テント泊の人の入浴ができると案内しています。

荷物を預けられる小屋もあります。山ノ鼻の至仏山荘は、日帰りやテント泊の人の荷物を1日1個500円で預かっていました。

小屋泊とテント泊、どちらにする?

小屋泊は、予約さえ取れれば寝る場所と食事が確保されます。そのかわり、受付開始の日に予約を取りにいく必要があり、料金は1泊2食で1人14,000〜16,000円ほどの小屋が多くなります(2026年)。

テント泊は、多くの場所で予約がいらず、予定を直前まで決めやすいのが良いところです。料金も1人1泊2,000円ほどです。一方で、テントや寝袋、食事を自分で運ぶので荷物が重くなり、混む日は早く着く必要があります。

テントを持っていない人は、貸し出しを使う方法もあります。2026年は、涸沢ヒュッテが4人用のテントを予約制で、徳澤園が2人用のテントを数に限りありで貸し出していました。小梨平キャンプ場はテントの貸し出しはありませんが、マットや寝袋などを有料で貸していて、ケビンと常設テントもあります。はじめてのテント泊なら、こうした登山口に近い場所で試してみるのもひとつの方法です。

小屋泊とテント泊のくらべ(2026年の公式の情報から)
くらべること小屋泊テント泊
予約ほとんどが予約制。受付開始の日に申し込む多くは予約不要の先着順
1泊の料金1泊2食で14,000〜16,000円ほどが多い1人1泊2,000円ほどが多い
食事小屋の食事がある(素泊まりも選べる小屋が多い)自分で用意。小屋の食事を出さない所も多い
荷物寝具は小屋にあるテント・寝袋・マット・調理器具を運ぶ
混む日予約が取れれば寝る場所は確保される着く時間で張れるかが決まる

山小屋の予約のコツはじめての山小屋泊

テント場の予約でよくある失敗

テント泊でつまずきやすいところをまとめました。予約がいらない場所でも、決まりは場所ごとに違います。

  • 予約制の時期を見落とす:小梨平キャンプ場は通常は予約不要ですが、2026年はお盆の8/8〜8/14だけWebでの予約制でした。
  • 尾瀬のキャンプ場はどこも予約不要だと思い込む:3か所のうち、尾瀬沼キャンプ場だけは予約が必要です。
  • 白駒池に電話で予約しようとする:青苔荘のテント泊の予約はやまたんのみで、電話では受け付けていません。
  • 受付の場所を間違える:ババ平の受付は、テント場の約30分手前にある槍沢ロッヂです。
  • 小屋の食事をあてにする:テント泊の人に朝夕食を出さない小屋が多くあります。
  • 料金を1人分だけだと思い込む:青年小屋としらびそ小屋は、1人分の料金に1張500円が加わります。
  • トイレの場所を確かめない:北穂高岳南稜のテント場にはトイレがなく、小屋のトイレを使います。
  • 現金を持っていない:赤岳鉱泉・行者小屋・高見石小屋などは現金のみです。
  • 着くのが遅い:見晴キャンプ場は16時まで。混む日は早く着かないと、張る場所が限られます。

テント泊のチェックリスト

出かける前に、次のことを確かめておきます。

  • そのテント場が予約制か、行く日だけ予約制になっていないか
  • 受付をしている小屋と、受付の時間
  • 先に受付か、張ってから受付か
  • 料金(1人分と1張分)と、支払いの方法
  • 張れる数と、満員のときの案内
  • 小屋の食事を頼めるか、締め切りの時刻
  • 水・トイレ・充電の料金
  • ゴミの持ち帰りと、直火の禁止などの決まり
  • 登山口までの交通と、登山計画書の提出(長野県の指定登山道などでは届出が必要)

予約開始のカレンダー上高地へのアクセスとマイカー規制気になるテント場をマイソトビヨリに保存する

まとめ

  • 北アルプス・八ヶ岳・尾瀬のテント場の多くは予約不要で、当日に小屋の受付で手続きする先着順(2026年)。
  • 予約が必要なのは、徳本峠小屋、尾瀬沼キャンプ場、白駒池(青苔荘・やまたんのみ)、お盆の小梨平など。
  • 料金は大人1人1泊2,000円が多く、尾瀬の見晴・山ノ鼻は1,000円、高見石小屋は600円。1張ごとの料金が加わる所もある。
  • 張れる数が少ない所や混む日は、早めに着く計画にする。満員のときの案内もテント場ごとに違う。
  • テント泊の人に食事を出さない小屋が多いので、食事・水・充電は前もって確かめる。

よくある質問

涸沢のテント場は予約が必要ですか?

持ち込みのテントは予約不要です(2026年)。張ったあと、14時ごろ〜17時に涸沢ヒュッテの受付へキャンプ届を出します。料金は1人2,000円です。レンタルテント(4人用)はやまたんでの予約が必要です。

小梨平キャンプ場は予約できますか?

持ち込みのテントは通常は予約不要ですが、2026年はお盆の8/8〜8/14だけWebでの予約制でした。ケビンと常設テントは予約制で、2026年は2/7と3/7の午前8時にWebの受付が始まりました。

尾瀬でテント泊はできますか?予約は必要ですか?

尾瀬沼・見晴・山ノ鼻の3か所のキャンプ場でできます。予約が必要なのは尾瀬沼キャンプ場だけ(1人1泊2,000円)で、見晴と山ノ鼻は予約不要(1,000円)でした(2026年)。

八ヶ岳で予約が必要なテント場はありますか?

白駒池の青苔荘のテント場が予約制で、予約はやまたんのみ(電話は不可)でした(2026年)。赤岳鉱泉・行者小屋・オーレン小屋・高見石小屋などは予約不要です。

テント場の料金はいくらですか?

2026年は、北アルプスと八ヶ岳の多くで大人1人1泊2,000円でした。尾瀬の見晴・山ノ鼻は1,000円、白駒池は1,500円、高見石小屋は600円です。青年小屋としらびそ小屋は、1人分に1張500円が加わります。

テント場が満員だったらどうなりますか?

テント場ごとに案内が違います。槍ヶ岳山荘は山荘の素泊まりか殺生小屋のテント場へ、穂高岳山荘は小屋泊への変更をお願いすることがある、西穂山荘は週末などに満員で断ることがある、と案内しています。

テント泊でも山小屋の食事は頼めますか?

小屋によります。2026年は、穂高岳山荘が16時まで注文可、赤岳鉱泉・行者小屋・岳沢小屋は事前予約制、オーレン小屋は当日14時までに予約でした。槍ヶ岳山荘・横尾山荘などは朝夕食を出していません。

テントを持っていなくてもテント泊できますか?

貸しテントのある所があります。2026年は、涸沢ヒュッテが4人用を1張12,000円(要予約、別に幕営料)、徳澤園が2人用を8,000円で貸し出していました(数に限りあり)。小梨平キャンプ場はテントの貸し出しはなく、ケビンと常設テントがあります。

出典と確認日

ほかの出典(47件)を見る

この記事に出てくる山小屋

  • 小梨平キャンプ場

    Webで予約

    2026年は2.7
  • 氷壁の宿 徳澤園

    標高1,560m・電話で予約・1泊2食 17,600円

    公式で確認
  • 横尾山荘

    標高1,620m・Web・電話など・1泊2食 15,600円

    2026年は4.26
  • 涸沢ヒュッテ

    標高2,300m・Web・電話など・1泊2食 16,000円

    2026年は3.27
  • 槍沢ロッヂ

    標高1,820m・Web・電話など・1泊2食 16,000円

    2026年は3.27(計算)
  • 槍ヶ岳山荘

    標高3,060m・Web・電話など・1泊2食 16,000円

    2026年は3.27(計算)
  • 殺生小屋

    標高2,810m・Web・電話など・1泊2食 16,000円

    2026年は5.6(計算)
  • 岳沢小屋

    標高2,170m・Web・電話など・1泊2食 16,000円

    2026年は3.27(計算)
  • 穂高岳山荘

    標高2,996m・Web・電話など・1泊2食 15,500円

    2026年は4.20
  • 徳本峠小屋

    標高2,135m・電話で予約・1泊2食 16,000円

    2026年は6.18
  • 西穂山荘

    標高2,367m・Web・電話など・1泊2食 15,500円

    公式で確認
  • 赤岳鉱泉

    標高2,220m・Web・電話など・1泊2食 14,000円

    冬季は11.9から予約
  • オーレン小屋

    標高2,330m・Webで予約・1泊2食 14,000円

    2026年は2.1
  • 青苔荘

    標高2,115m・Web・電話など・1泊2食 11,000円

    2026年は4.1(計算)
  • 尾瀬沼ヒュッテ

    Web・電話など・1泊2食 14,000円

    2026年は3.9
  • 燧小屋

    電話で予約・1泊2食 13,000円

    公式で確認
  • 至仏山荘

    Web・電話など・1泊2食 14,000円

    2026年は3.9

写真:Wikimedia Commons より(ライセンスに従って掲載。一覧の写真は表示用に縮小しています)