尾瀬の山小屋は、冬のうちに予約が始まる。

尾瀬ヶ原の木道と至仏山(初夏)
写真:Σ64/CC BY 3.0
かんたんに言うと

尾瀬の山小屋は予約制で、2026年は1月下旬から4月1日にかけて、多くの小屋がシーズン全期間の予約を一斉に受け付け始めました。至仏山荘と東電小屋は、Webが泊まる日の60日前から毎日、電話は月ごとにまとめて受け付けるしくみです。料金は1泊2食で1人12,000〜16,500円ほどで、多くの小屋でお風呂に入れます。泊まりたい小屋の公式で、受付開始の日と方法(Web・電話)を確かめるのが近道です。

尾瀬の山小屋は、雪がとける前に予約の受付が始まります。小屋によっては、シーズンの数か月前に全期間の予約が始まり、人気の時期から埋まっていきます。尾瀬沼・山ノ鼻・竜宮・見晴など、小屋が集まる場所ごとに、歩く時間も設備も違います。ここでは、ソトビヨリが小屋の公式サイトと尾瀬保護財団の案内で確かめた14軒の2026年の例を使って、予約の始まり方、料金と設備、予約の手順、キャンセル料、キャンプ場の予約までを見ていきます。日付や料金は年によって変わるので、最後は必ず各小屋の公式で確かめてください。

この記事のポイント

  • 尾瀬の山小屋は予約制で、2026年は原の小屋が1月21日、尾瀬沼山荘が2月1日、弥四郎小屋が2月3日、尾瀬小屋が3月1日、尾瀬沼ヒュッテが3月9日、温泉小屋が4月1日に受付を始めた。
  • 至仏山荘と東電小屋は、Webが泊まる日の60日前から毎日、電話は月ごとにまとめて受け付け、2026年は電話が3月9日、Webが4月1日に始まった。
  • 2026年の尾瀬の山小屋の1泊2食は、弥四郎小屋の12,000円から国民宿舎 尾瀬ロッジの16,500円(4〜6名室)までが中心だった。
  • 燧小屋・龍宮小屋・温泉小屋は電話での受付で、燧小屋・龍宮小屋・弥四郎小屋・原の小屋は現金のみだった(2026年)。
  • 尾瀬のキャンプ場は尾瀬沼・見晴・山ノ鼻の3か所で、予約が必要なのは尾瀬沼キャンプ場(1人1泊2,000円)だけだった(2026年)。

尾瀬の山小屋は予約が必要?予約はいつから始まる?

尾瀬の山小屋は予約制です。尾瀬保護財団も、事前に予約するよう案内しています。予約は、それぞれの小屋に直接申し込みます。

予約の始まり方は、小屋ごとに違います。2026年は、多くの小屋が1月下旬から4月1日にかけて、シーズン全期間の予約を一斉に受け付け始めました。いちばん早かったのは原の小屋で、1月21日に受付開始のお知らせを出しています。

一斉に受付を始める小屋では、人気の時期の週末から埋まっていきます。春になってから調べはじめると、行きたい日がすでに満室のこともあります。尾瀬に泊まる予定があるなら、年が明けたころから各小屋のお知らせを見ておくと安心です。

2026年に確かめた尾瀬の小屋の予約の始まり方は、次の4つに分けられます。

尾瀬の山小屋の予約の始まり方(2026年)
方式しくみ尾瀬の例(2026年)
シーズン全期間を一斉に開始決まった日に、シーズンの全期間の予約をまとめて受け付ける原の小屋(1/21)、尾瀬沼山荘(2/1)、弥四郎小屋(2/3 10:00)、尾瀬小屋(3/1)、尾瀬沼ヒュッテ(3/9)、温泉小屋(4/1 8:00・電話)
60日前から毎日+電話は月ごとWebは泊まる日の60日前から順に。電話は月ごとにまとめて受け付ける至仏山荘、東電小屋
電話のみWeb予約がなく、電話で受け付ける燧小屋、龍宮小屋、温泉小屋
開始日が公式で確かめられない受付中であることだけが書いてある、など長蔵小屋、山の鼻小屋、尾瀬ロッジ、桧枝岐小屋

尾瀬の山小屋の一覧(予約開始日・営業期間)予約開始のカレンダー

尾瀬の山小屋14軒の予約開始日と予約方法(2026年)

2026年に各小屋の公式サイトで確かめた予約の方法と開始日、営業期間です。「確認できず」は、公式に書かれていなかったものです。小屋は、集まっている地区ごとに並べています。

尾瀬の山小屋の予約と営業(2026年・各小屋の公式で確認)
小屋(地区)予約の方法2026年の受付開始2026年の営業
尾瀬沼ヒュッテ(尾瀬沼)Web・電話3/9(Webは0時から)5/23〜10/24
長蔵小屋(尾瀬沼)オンライン・リクエスト・電話確認できず4/28〜10/24
尾瀬沼山荘(尾瀬沼)Web・電話(営業期間中)2/15/17〜10/16
至仏山荘(山ノ鼻)Web(60日前)・電話(月ごと)電話 3/9・Web 4/14/18〜10/24
山の鼻小屋(山ノ鼻)Web・電話確認できず(2025年は2/2)4/19から
国民宿舎 尾瀬ロッジ(山ノ鼻)Web・電話確認できず10/17まで
龍宮小屋(竜宮)電話のみ確認できず4/22〜10/24(9/2〜9/9休館)
東電小屋(ヨシッポリ田代)Web(60日前)・電話(月ごと)Web 4/1(至仏山荘と共通の日程表)5/17〜10/24
弥四郎小屋(見晴)Web・電話2/3 10:005/22から
尾瀬小屋(見晴)Web・電話3/15/16〜10/17
原の小屋(見晴)予約フォーム・LINE・電話1/21(お知らせの掲載日)5/15〜10/24(GWに素泊まりの臨時営業)
燧小屋(見晴)電話のみ開始日の明記なし(4/1付で受付中と掲載)4/26〜10/24
桧枝岐小屋(見晴)電話・やまたん(8/14から)確認できず10/24まで
温泉小屋(赤田代)電話4/1 8:00から5/23〜8/23、9/11〜10/17

尾瀬沼ヒュッテの予約開始日弥四郎小屋の予約開始日尾瀬小屋の予約開始日原の小屋の予約開始日

見晴には5軒、山ノ鼻には3軒

尾瀬ヶ原の東の見晴には、2026年は弥四郎小屋・尾瀬小屋・原の小屋・燧小屋・桧枝岐小屋の5軒が営業しました(第二長蔵小屋は改修で全面休館)。西の入口の山ノ鼻には、至仏山荘・山の鼻小屋・国民宿舎 尾瀬ロッジの3軒があります。同じ地区に小屋が集まっているので、1軒が埋まっていても近くの小屋を探せます。

至仏山荘・東電小屋の予約は「60日前」と「月ごとの電話」

至仏山荘と東電小屋は同じ会社(東京パワーテクノロジー)が運営していて、予約のしくみと受付の日程表が共通です。Webと電話で、受付の始まり方がまったく違います。

Webは、泊まる日の60日前から毎日順に受け付けます。空室のカレンダーも60日先までです。2026年は4/1に5/31泊までの分をまとめて受け付け、6/1泊の分は4/2から、そのあとは60日前から毎日進みました。Webの予約は2日前までで、それより後は電話で申し込みます。

電話は、月ごとにまとめて受け付けます。2026年の公式の受付日程表では、次の日に受付が始まりました。

至仏山荘・東電小屋の電話予約の受付日(2026年・公式の受付日程表)
電話の受付開始日泊まる日
3/94月中旬〜5月上旬
4/75月中旬から
5/76月
6/87月
7/68月
8/39月
9/710月

Webと電話、早いのはどちら?

泊まる月によって変わります。たとえば8月10日に泊まるなら、電話は7/6から、Webは60日前の6/11からでした(2026年の例。Webの日付はソトビヨリの計算)。自分が泊まる日について、両方の日付を確かめてから申し込む方法を決めます。

至仏山荘の予約開始日東電小屋の予約開始日泊まりたい日から、予約開始日を逆算する

尾瀬の山小屋の料金は?1泊2食と素泊まり(2026年)

尾瀬の山小屋の料金は、2026年は1泊2食で1人12,000〜16,500円ほどでした。部屋の人数や個室かどうか、曜日で料金が変わる小屋が多くあります。表は大人1人の基本の料金です。

尾瀬の山小屋の料金(大人1人・2026年・各小屋の公式で確認)
小屋1泊2食素泊まり料金のメモ
尾瀬沼ヒュッテ14,000円公式で確認個室2名以上の1人料金。個室1名15,000円、カプセル13,000円。休前日は1,000円増し
長蔵小屋15,000円10,000円日祝前日は1,000円増し。オンライン事前決済で1,000円引き
尾瀬沼山荘夕食付き20,000円12,000円朝食ビュッフェは無料
至仏山荘・東電小屋14,000円10,000円相部屋または4名以上で1室。2名1室16,000円、1名1室27,000円
山の鼻小屋13,200円から9,000円から部屋と人数で変わる。個室確約
国民宿舎 尾瀬ロッジ16,500円12,000円から4〜6名室。2〜3名室17,000円、1名室18,000円
龍宮小屋14,000円9,500円4名以上(相部屋)。1名1室16,000円
弥四郎小屋12,000円公式で確認個室は1部屋4,000円を加算
尾瀬小屋16,000円10,000円金・土・日・祝前日は1,000円増し。相部屋は500円引き
原の小屋13,000円10,000円日程区分で変わる(C日程は12,000円)
燧小屋13,000円9,000円別に個室料金2,000円
桧枝岐小屋13,000円8,000円別に部屋代1室2,000円
温泉小屋14,300円素泊まりなし3名以上の個室の1人料金。相部屋13,750円

長蔵小屋の料金と予約国民宿舎 尾瀬ロッジの料金と予約

割引や、料金が変わる日

割引のある小屋もあります。2026年は、長蔵小屋がオンラインで先に支払うと1,000円引き、8/17〜9/11の宿泊も1,000円引きでした。原の小屋は日程をA・B・Cに分けていて、空室カレンダーで区分を確かめます。弥四郎小屋の料金表には年度の記載がなく、2026年10月時点の掲載の値です。

素泊まりに食事を足す、お弁当を頼む

素泊まりに食事を足せる小屋もあります。2026年は、至仏山荘・東電小屋が夕食2,750円・朝食1,750円、龍宮小屋が夕食2,800円・朝食1,700円でした。翌日の昼のお弁当は、至仏山荘・龍宮小屋・弥四郎小屋が1,000円、尾瀬小屋が900円、温泉小屋がおにぎり弁当1,100円です。

原の小屋には、寝具と食事のない「ゲストハウス」(1人5,000円、入浴可)もあります。B・C日程だけの設定です。

尾瀬の山小屋のお風呂・個室・支払い

尾瀬の小屋の多くはお風呂に入れます。ただし、自然を守るため、石けんやシャンプーの使い方に決まりがある小屋がほとんどです。個室が基本の小屋も多く、相部屋が心配な人も泊まりやすくなっています。

尾瀬の山小屋の設備(2026年・各小屋の公式で確認)
小屋部屋お風呂支払い
尾瀬沼ヒュッテ和室27室とカプセルベッド男女別現金・カード・PayPay
長蔵小屋26室。2名以上は全室個室備え付けのボディソープのみ現金・カード
至仏山荘和室9室(個室対応)と2段ベッドの洋室15時30分〜19時。シャンプー備え付け公式で確認
山の鼻小屋和室19室備え付けの物のみ使用現金・PayPayなど(カード不可)
国民宿舎 尾瀬ロッジ和室20室。2名以上で個室男女各1カード(宿泊費のみ)・現金
龍宮小屋相部屋と個室15時30分〜20時現金のみ
尾瀬小屋個室あり15〜18時頃現金・カード・交通系電子マネー
原の小屋6畳中心の個室28室と男女別相部屋15時頃〜17時現金のみ
燧小屋全16室で原則個室備え付けの全身ソープのみ現金のみ
温泉小屋別館の個室・相部屋赤田代温泉に13時30分頃〜19時30分頃カード不可

燧小屋の設備と予約龍宮小屋の設備と予約

電波・シーツ・ドライヤー

尾瀬の小屋の多くは、館内で一部の携帯電話会社の電波が使えても、小屋を離れると圏外になります。至仏山荘・東電小屋・尾瀬沼山荘は館内と庭先でauとdocomoが使え、ロビー付近でOZE GREEN Wi-Fiも使えます。

シーツやタオルの扱いも小屋で違います。龍宮小屋はリネンのシーツがなく、インナーシーツの持参が必要です(持っていかない場合は1,300円で購入)。長蔵小屋はタオルと浴衣がなく、原の小屋もタオルは持参です。燧小屋・桧枝岐小屋・温泉小屋などはドライヤーが使えません。

どの小屋に泊まる?登山口からの時間で選ぶ

尾瀬の小屋は、尾瀬沼のほとり、尾瀬ヶ原の西の入口の山ノ鼻、原の中ほどの竜宮、東の見晴などに集まっています。どの登山口から入り、どこを歩くかで、泊まる地区を決めます。歩く時間は公式の案内による目安です。

地区ごとの小屋と登山口からの時間(各小屋の公式で確認)
地区小屋登山口からの時間
山ノ鼻至仏山荘・山の鼻小屋・国民宿舎 尾瀬ロッジ鳩待峠から約1時間
尾瀬沼尾瀬沼ヒュッテ・長蔵小屋・尾瀬沼山荘沼山峠から約1時間(長蔵小屋は大清水から約3時間)
竜宮龍宮小屋公式で確認
ヨシッポリ田代東電小屋公式で確認
見晴弥四郎小屋・尾瀬小屋・原の小屋・燧小屋・桧枝岐小屋鳩待峠から約3時間(弥四郎小屋・尾瀬小屋)。沼山峠から約4時間(弥四郎小屋)
赤田代温泉小屋鳩待峠から約4時間(帰りは約4時間半)

山の鼻小屋の予約温泉小屋の予約

山ノ鼻の3軒:鳩待峠からいちばん近い

山ノ鼻は至仏山のふもと、尾瀬ヶ原の西の入口です。至仏山荘は鳩待峠からいちばん近い小屋で、山ノ鼻キャンプ場の受付もしています。山の鼻小屋は、宿泊のプランがすべて個室確約です。国民宿舎 尾瀬ロッジは和室20室がすべて個室で、尾瀬ヶ原の木道と至仏山の登山道の入口に建っています。3軒とも、日中は軽食やランチを出していて、日帰りの人も休めます。

尾瀬沼の3軒:沼のほとりで燧ヶ岳を眺める

尾瀬沼のほとりには3軒があります。尾瀬沼ヒュッテは檜枝岐村の村営で、小屋の前のウッドテラスから燧ヶ岳を眺められ、尾瀬沼キャンプ場の受付もここです。長蔵小屋は1890年(明治23年)創業で、今の丸太造りの本館は1934年に建てられました。尾瀬沼山荘は三平下にあり、夕食はイタリアンのコース、朝食はビュッフェです。大清水と沼山峠のどちらからも入れます。

竜宮・ヨシッポリ田代:尾瀬ヶ原の中ほどと北側

龍宮小屋は尾瀬ヶ原の竜宮地区にあり、食堂から至仏山が見えます。予約は電話のみで、宿泊者名簿の提出を求めています。東電小屋は尾瀬ヶ原の北側のヨシッポリ田代にあり、入山口から離れていて人通りが少ない場所です。夜には談話室で自然の解説があります。

見晴・赤田代:尾瀬ヶ原の東、燧ヶ岳のふもと

見晴(下田代)には5軒が集まっていて、燧ヶ岳や三条ノ滝へ向かう拠点になります。弥四郎小屋は収容200人の大きな小屋で、尾瀬ヶ原を眺められる風呂があります。尾瀬小屋は1957年創業で、至仏山と尾瀬ヶ原を正面に見渡せます。原の小屋は1958年に建てられた建物を今も使っています。燧小屋は手作りの食事を出していて、見晴キャンプ場の受付も担っています。桧枝岐小屋は尾瀬を縦断するときの中間点にあり、日中は喫茶も開いています。

さらに奥の赤田代にある温泉小屋は、赤田代温泉に入れる小屋です。電気は自家発電でまかなっています。

はじめてなら、山ノ鼻か尾瀬沼

はじめての尾瀬泊なら、登山口から約1時間で着ける山ノ鼻か尾瀬沼の小屋が、歩く時間の面で計画を立てやすい選び方です。見晴や赤田代の小屋は、鳩待峠から3〜4時間ほど歩くので、そのぶん朝早く出発する計画になります。国民宿舎 尾瀬ロッジは、宿泊者は戸倉の専用駐車場が無料と案内しています。

尾瀬の山小屋の予約の手順

一斉に受付を始める小屋は、初日に申し込みが集まります。次の順で準備しておくと、落ち着いて申し込めます。

  1. 泊まる地区と小屋を決める

    歩く道と登山口を決め、泊まる地区と第1・第2候補の小屋を選びます。

  2. その年の受付開始日を調べる

    公式のお知らせで、受付開始の日と時刻、Webと電話の違いを確かめます。弥四郎小屋は、2026年分の受付日を前の年の11月4日に予告していました。

  3. 申し込む方法を選ぶ

    尾瀬小屋と尾瀬沼ヒュッテは、初日は電話がつながりにくいのでWebをすすめていました。電話のみの小屋(燧小屋・龍宮小屋・温泉小屋)は、受付時間を確かめます。

  4. 受付の日に申し込む

    人数・名前・連絡先・泊まる日・食事の有無を用意して申し込みます。原の小屋のLINE予約は、返信が来て確定します。

  5. 確定と持ち物を確かめる

    確定の連絡を確かめ、支払い方法とキャンセル料、持っていく物(龍宮小屋は宿泊者名簿の印刷)を確かめます。

仮押さえや、とりあえずの複数予約はしない

燧小屋は仮押さえを厳しく断っていて、山の鼻小屋もとりあえずの複数予約をしないよう呼びかけています。予定が決まってから予約し、行けなくなったら早めに取り消します。

電話の受付時間を確かめる

電話で申し込むときは、受付の時間に注意します。2026年は、長蔵小屋の予約センターが10〜17時(日・木曜は休み)、尾瀬ロッジが8〜18時、山の鼻小屋が7〜20時、桧枝岐小屋が7〜21時、温泉小屋が8〜19時でした。龍宮小屋は、予約のページとトップページで受付時間の書き方が違うので、かける前に両方を見ておきます。

尾瀬の山小屋のキャンセル料と予約のマナー

キャンセル料も、小屋ごとに違います。2026年に公式で確かめた例です。キャンセル料のない小屋でも、取り消すときは必ず連絡します。

支払いのタイミングも確かめておきます。尾瀬小屋は到着したときに前払い、長蔵小屋はオンラインで先に支払うと割引があり、桧枝岐小屋のやまたん予約はカードで先に支払います。燧小屋・龍宮小屋・弥四郎小屋・原の小屋は現金のみなので、宿泊費に売店の分を足した現金を用意します。

キャンセル料の例(2026年・公式の記載から要約)
小屋キャンセル料
尾瀬沼山荘7日前10%、前日50%、当日以降100%
燧小屋当日50%(前日まではなし)
温泉小屋なし
弥四郎小屋当日でもなし
そのほかの小屋小屋の案内で確認

尾瀬沼山荘の予約とキャンセル料山小屋の予約のコツ

予約の前に確かめる条件

  • Webの予約がいつまでできるか(至仏山荘・東電小屋は2日前まで、原の小屋のフォーム・LINEは2日前まで、尾瀬小屋は前日・当日は電話のみ)
  • 年齢の条件(国民宿舎 尾瀬ロッジは未就学児、山の鼻小屋は10歳未満が泊まれない。山の鼻小屋は2025年の告知)
  • 人数の条件(国民宿舎 尾瀬ロッジは7名以上、長蔵小屋は20名以上が団体の扱い)
  • 電話の受付時間(温泉小屋は繁忙期の土曜・祝前日の12時〜翌10時は予約の受付を休む)

尾瀬でテント泊するなら、キャンプ場の予約は必要?

尾瀬のキャンプ場は、尾瀬沼・見晴・山ノ鼻の3か所です。予約が要るのは尾瀬沼キャンプ場だけでした(2026年)。どこも直火は禁止で、残飯や汁を流さないよう案内されています。

見晴キャンプ場は16時までに着く必要があり、受付をしている燧小屋の設備はテント泊の人は使えません。小屋の多くは小屋のそばにテント場を持っていないので、テント泊ならこの3か所のどこに泊まるかを先に決めます。

尾瀬のキャンプ場(2026年・尾瀬保護財団と各小屋の公式で確認)
キャンプ場予約受付料金(1人1泊)
尾瀬沼キャンプ場要予約(尾瀬沼ヒュッテと同じ予約システム)尾瀬沼ヒュッテ2,000円
見晴キャンプ場不要(16時までに到着)燧小屋1,000円
山ノ鼻キャンプ場不要至仏山荘1,000円

テント場は予約が必要?(北アルプス・八ヶ岳・尾瀬)

2027年の尾瀬の山小屋の予約はいつから?

2026年10月10日の時点では、尾瀬の小屋はどこも2027年の予約開始日を発表していません。発表されたら、ソトビヨリの各小屋のページとカレンダーに反映します。

発表の時期も、小屋ごとに違います。2026年分では、弥四郎小屋が前の年の11月4日に受付日を予告し、尾瀬小屋は2月26日に3月1日の受付開始を知らせました。原の小屋は1月21日に、尾瀬沼山荘は2月1日の当日に、受付を始めたことをお知らせに載せています。

尾瀬沼ヒュッテは「3月の第2月曜日がWeb予約開始日」としています。この決まりが変わらなければ、2027年は3月8日になります(ソトビヨリの計算で、小屋の発表ではありません)。ほかの小屋は、前の年と同じ日になるとは限らないので、年明けごろから公式のお知らせを確かめます。

気になる小屋をマイソトビヨリに保存する

尾瀬の山小屋の予約でよくある失敗

尾瀬ならではのつまずきやすいところです。

  • 春になってから調べる:2026年は、原の小屋・尾瀬沼山荘・弥四郎小屋が1〜2月に受付を始めていました。
  • 至仏山荘のWebを一斉開始だと思い込む:Webは60日前から毎日、電話は月ごとで、受付の日が違います。
  • 直前にWebで予約しようとする:Webは2日前までの小屋が多く、それより後は電話になります。
  • カードが使えると思い込む:燧小屋・龍宮小屋・弥四郎小屋・原の小屋は現金のみ、山の鼻小屋と温泉小屋はカードが使えません。
  • シーツやタオルを持っていかない:龍宮小屋はリネンのシーツがなく、長蔵小屋と原の小屋はタオルがありません。
  • 電話の受付時間外にかける:長蔵小屋の予約センターは日曜と木曜が休みです。
  • 休館日に気づかない:龍宮小屋は2026年9/2〜9/9が休館、温泉小屋は8/24〜9/10が営業していませんでした。

尾瀬の山小屋の予約チェックリスト

予約の前と出発の前に、次のことを確かめます。

  • 泊まる地区と、入る登山口・出る登山口
  • その年の受付開始の日と時刻、Webと電話の違い
  • 営業期間と休館の日
  • 料金(部屋の人数・個室・曜日で変わるか)
  • 支払いの方法(現金のみか、カードや電子マネーが使えるか)
  • キャンセル料と、取り消しの連絡先
  • お風呂で使える物、シーツ・タオルの有無
  • 年齢・人数の条件
  • テント泊なら、尾瀬沼キャンプ場の予約

はじめての山小屋泊

まとめ

  • 尾瀬の山小屋は予約制で、2026年は1月下旬〜4月1日に多くの小屋がシーズン全期間の受付を一斉に始めた。
  • 至仏山荘と東電小屋は、Webが60日前から毎日、電話が月ごとで、受付の日が違う。
  • 料金は1泊2食で1人12,000〜16,500円ほど。部屋の人数・個室・曜日で変わる小屋が多い。
  • 多くの小屋でお風呂に入れるが、石けんやシャンプーには決まりがある。現金のみの小屋も多い。
  • テント泊は尾瀬沼・見晴・山ノ鼻の3か所で、予約が要るのは尾瀬沼キャンプ場だけ。

よくある質問

尾瀬の山小屋の予約はいつから始まりますか?

小屋によります。2026年は、原の小屋が1月21日、尾瀬沼山荘が2月1日、弥四郎小屋が2月3日、尾瀬小屋が3月1日、尾瀬沼ヒュッテが3月9日、温泉小屋が4月1日に受付を始めました。至仏山荘と東電小屋は、Webが60日前から毎日です。

2027年の尾瀬の山小屋の予約開始日は発表されていますか?

2026年10月10日の時点では、尾瀬の小屋はどこも発表していません。尾瀬沼ヒュッテは「3月の第2月曜日がWeb予約開始日」としているので、決まりが変わらなければ2027年は3月8日になります(ソトビヨリの計算)。

至仏山荘の予約はいつからできますか?

Webは泊まる日の60日前から毎日順に受け付け、電話は月ごとにまとめて受け付けます。2026年は、電話が3月9日(4月中旬〜5月上旬泊)、Webが4月1日(5月31日泊まで)に始まりました。

Web予約ができない尾瀬の山小屋はありますか?

あります。2026年は、燧小屋と龍宮小屋が電話のみ、温泉小屋が電話(留守電のときはメールかSMS)での受付でした。桧枝岐小屋は電話のほか、2026年8月14日からやまたんでもWeb予約を受け付けています。

尾瀬の山小屋の料金はいくらですか?

2026年は、1泊2食で1人12,000〜16,500円ほどでした。たとえば弥四郎小屋が12,000円、至仏山荘が14,000円(相部屋など)、尾瀬小屋が16,000円です。部屋の人数や個室、曜日で変わる小屋が多くあります。

尾瀬の山小屋にお風呂はありますか?

多くの小屋にあります。ただし、石けんやシャンプーは備え付けの物だけ、または使えないなど、自然を守るための決まりがあります。温泉小屋は赤田代温泉に入れます。

予約なしで尾瀬の山小屋に泊まれますか?

尾瀬の山小屋は予約制です。龍宮小屋は予約なしでは泊まれないと案内しています。必ず前もって予約してください。

尾瀬でテント泊はできますか?

できます。尾瀬沼・見晴・山ノ鼻の3か所のキャンプ場で、尾瀬沼だけ要予約(1人1泊2,000円)、見晴と山ノ鼻は予約不要(1,000円)でした(2026年)。

出典と確認日

ほかの出典(31件)を見る

この記事に出てくる山小屋

  • 尾瀬沼ヒュッテ

    Web・電話など・1泊2食 14,000円

    2026年は3.9
  • 長蔵小屋

    Web・電話など・1泊2食 15,000円

    公式で確認
  • 尾瀬沼山荘

    Web・電話など

    2026年は2.1
  • 至仏山荘

    Web・電話など・1泊2食 14,000円

    2026年は3.9
  • 山の鼻小屋

    Web・電話など・1泊2食 13,200円

    公式で確認
  • 国民宿舎 尾瀬ロッジ

    Web・電話など・1泊2食 16,500円

    公式で確認
  • 龍宮小屋

    電話で予約・1泊2食 14,000円

    公式で確認
  • 東電小屋

    Web・電話など・1泊2食 14,000円

    2026年は4.1
  • 弥四郎小屋

    Web・電話など・1泊2食 12,000円

    2026年は2.3
  • 尾瀬小屋

    Web・電話など・1泊2食 16,000円

    2026年は3.1
  • 原の小屋

    Web・電話など・1泊2食 13,000円

    2026年は1.21
  • 燧小屋

    電話で予約・1泊2食 13,000円

    公式で確認
  • 桧枝岐小屋

    Web・電話など・1泊2食 13,000円

    2026年は8.14
  • 温泉小屋

    電話で予約・1泊2食 14,300円

    2026年は4.1

写真:Wikimedia Commons より(ライセンスに従って掲載。一覧の写真は表示用に縮小しています)