解禁の前に、川の決まりを知っておく。

新緑の沢とシオジの原生林(群馬・上野村)
写真:さかおり/CC BY-SA 4.0
かんたんに言うと

関東の渓流は、どの都県でも3月1日より前は釣れません。実際の解禁日は漁協が決め、2026年は13漁協のうち11漁協が3月1日に解禁し(秋川と鬼怒川は一部の区間だけ後から)、小菅川が3月7日、おじか・きぬ漁協が3月21日でした。2027年の日付は、遊漁規則に日付が書いてある8漁協は規則が変わらなければ2026年と同じで、残る5漁協は2026年10月12日の時点で未発表です。

春の解禁日は、渓流で釣る人にとって一年の始まりです。ただ、同じ「3月1日解禁」でも、朝6時に始まる川、正午に始まる川、区間ごとに日付が違う川があります。この記事では、関東6都県が公開している漁業調整規則と、13漁協の遊漁規則・公式サイトでソトビヨリが確かめた内容をもとに、解禁日の決まり方、禁漁期間と全長制限、2026年の実績と2027年の状況、解禁日までの準備を順に見ていきます。

この記事のポイント

  • 関東6都県の渓流魚の禁漁期間は、栃木が9/20から、群馬が9/21から、東京・埼玉・山梨が10/1から、神奈川が10/15からで、どこも2月末までです。
  • 全長制限は、都県の規則で東京と神奈川が12cm以下、栃木・群馬・埼玉・山梨が15cm以下は獲れません。漁協の規則がより厳しいこともあります。
  • 2026年は関東13漁協のうち11漁協が3月1日に解禁し、奥多摩と小菅川は正午、秩父・鬼怒川・秋川の上流は朝6時からでした。
  • 2027年の解禁日を、2026年10月12日の時点で発表した漁協はありません。2026年分は2025年12月中旬から2026年2月上旬にかけて出ていました。
  • 解禁日の前には、漁協・解禁日と時刻・遊漁券の買い方・全長と尾数の制限・禁漁区の5つを確かめておくと安心です。

渓流の解禁日は誰が決める?都県と漁協の2段の決まり

渓流の解禁日は、都県の規則が決める「獲ってはいけない期間」の外側で、漁協が決めます。釣る人は、都県と漁協の両方の決まりを守ります。

ひとつめは、都県の漁業調整規則です。やまめ・いわななどの禁止期間と全長制限を決めていて、漁業権があるかないかに関係なく、その都県の川すべてにかかります。

ふたつめは、漁協の遊漁規則です。都県の知事が認可した規則で、都県の規則の範囲のなかで、実際に釣れる期間(解禁日と終わりの日)、遊漁料、禁漁区、キャッチアンドリリース区間、釣り方の決まりなどを決めています。

漁協の決め方には2つの型があります。遊漁規則に「3月1日から9月20日まで」のように日付が書いてある型と、「組合が定めて公示する日から」として毎年発表する型です。日付が書いてある漁協は、規則が改正されない限り毎年同じ日に解禁します。毎年発表する漁協は、冬のうちに出る案内を待つことになります。

迷ったら、厳しいほうを守る

都県の規則と漁協の規則で値が違うときは、厳しいほうに合わせれば、どちらの決まりも守れます。期間は短いほう、全長は大きいほうです。

関東6都県の禁漁期間と全長制限

関東6都県では、渓流魚の禁止期間はどこも「秋のある日から翌年2月末まで」です。始まりの日は都県で違い、いちばん早いのが栃木の9月20日、いちばん遅いのが神奈川の10月15日です。

下の表は、各都県の漁業調整規則で、やまめ・いわなに決められている内容です。釣れる期間の上限は、禁止期間の前日までになります。

  • 栃木県では、大谷川の華厳滝より上流、中禅寺湖とそこに流れ込む川、鬼怒川の道谷原えん堤より上流などは、禁止期間が9/20〜3/20です。解禁は3月21日以降になります。
  • 東京都の規則は2024年12月2日に全部改正されました。古い資料を見るときは日付に気をつけます。
  • 魚の種類や湖の扱いなど細かい例外があるので、全文は各都県の規則で確かめてください。
関東6都県の渓流魚の禁止期間と全長制限(各都県の漁業調整規則、2026年10月確認)
都県(全長制限)禁止期間と、釣れる期間の上限
栃木(15cm以下は不可)禁止 9/20〜翌2月末/釣れる期間 3/1〜9/19
群馬(15cm以下は不可)禁止 9/21〜翌2月末/釣れる期間 3/1〜9/20
埼玉(15cm以下は不可)禁止 10/1〜翌2月末/釣れる期間 3/1〜9/30
東京(12cm以下は不可)禁止 10/1〜翌2月末/釣れる期間 3/1〜9/30
神奈川(12cm以下は不可)禁止 10/15〜翌2月末/釣れる期間 3/1〜10/14
山梨(15cm以下は不可)禁止 10/1〜翌2月末(にじますを除く)/釣れる期間 3/1〜9/30

漁業権のない川や支流でも、禁止期間はかかる

都県の漁業調整規則は、漁協の管内かどうかに関係なく、その都県のすべての川にかかります。漁協の遊漁券が要らない場所でも、禁止期間に渓流魚を獲ったり、全長制限より小さい魚を持ち帰ったりすることはできません。

県境の川では、どちらの都県の規則がかかるかも変わります。たとえば道志川は山梨県と神奈川県にまたがり、禁止期間の始まりは山梨が10/1、神奈川が10/15です。釣る場所がどちらの県かを地図で確かめておきます。

2026年の解禁日と2027年の状況(関東13漁協)

2026年は、ソトビヨリが調べた関東13漁協のうち11漁協が3月1日に解禁しました(秋川と鬼怒川は一部の区間だけ後から)。遅いところでは、小菅川が3月7日、おじか・きぬ漁協が3月21日、鬼怒川漁協の大谷川日光地区が4月1日でした。

2027年については、遊漁規則に日付が書いてある8漁協は、規則が改正されなければ2026年と同じ日です。日付を毎年決める5漁協は、2026年10月12日の時点でまだ発表していません。

関東13漁協の解禁日(2026年の実績と、2026年10月12日時点の2027年の状況)
漁協(都県・主な川)2026年の解禁2027年の状況
奥多摩(東京・多摩川・日原川)3/1 正午組合が公示(未発表)
秋川(東京・秋川・養沢川)上流 3/1 朝6時/中流 3/7 正午/下流 3/14 正午組合が公示(未発表)
小菅村(山梨・小菅川)3/7 正午組合が決める(未発表)
峡北(山梨・釜無川・塩川)3/1(時刻は未確認)組合が決める(未発表)
道志村(山梨・道志川)3/1規則で3/1
秩父(埼玉・荒川上流・中津川)3/1 朝6時規則で3/1(時刻は毎年の案内)
栃木県鬼怒川(栃木・鬼怒川・大谷川)3/1 朝6時(大谷川日光地区は4/1 朝6時)組合が公示(未発表)
おじか・きぬ(栃木・男鹿川)3/21(日の出から)規則で3/21
利根(群馬・利根川上流・片品川)3/1規則で3/1
吾妻(群馬・吾妻川・四万川)3/1規則で3/1
上野村(群馬・神流川上流)3/1規則で3/1
相模川漁連(神奈川・中津川・早戸川)3/1規則で3/1
酒匂川(神奈川・河内川・世附川)3/1規則で3/1

解禁日のカレンダー秋川・養沢川(区間ごとの解禁日)鬼怒川・大谷川(栃木県鬼怒川漁協)小菅川(小菅村漁協)

解禁の時刻が決まっている川

解禁は日付だけでなく、時刻まで決まっていることがあります。2026年は、奥多摩と小菅川が正午、秩父・鬼怒川・秋川の上流地区が朝6時でした。おじか・きぬ漁協は、遊漁規則で釣りができるのを日の出から日没までとしています。

時刻のある川で、解禁の時刻より前に竿を出すと規則違反になります。朝早く着いても、時刻までは待ちます。

区間ごとに解禁日が違う川

同じ漁協のなかでも、区間で解禁日が違う川があります。秋川漁協は2026年、沢戸橋より上流などの上流地区が3/1朝6時、引田橋から沢戸橋までの中流地区が3/7正午、引田橋より下流などの下流地区が3/14正午でした。中流と下流は、解禁日の当日、放流のため正午まですべての釣りが禁止です。

鬼怒川漁協は、大谷川の日光地区(水郷橋より上流)だけが4/1で、ほかは3/1でした。行く区間がどこに入るかを、漁協の地図で確かめておきます。

2027年の解禁日はいつ発表される?

2026年10月12日の時点で、2027年の解禁日を発表した漁協はありません。前の年の例では、12月中旬から2月上旬にかけて案内が出ていました。

2026年分では、栃木県鬼怒川漁協が公示を2025年12月16日に、解禁日と放流の予定を2026年2月2日に載せていました。秩父漁協の2026年の渓流釣り案内は2026年1月21日(2025年分は2025年1月6日)、道志村漁協のお知らせは2026年2月3日、秋川漁協の特設ページは2026年2月28日の掲載でした。

「規則で3/1」と書いた漁協も、遊漁規則が改正されれば日付が変わることがあります。峡北漁協は、2027年3月1日から新しい遊漁規則になる予定です。都県が公開している「遊漁規則の変更」の案内も、年明けに一度見ておくと安心です。

発表を見逃さないために

日付を毎年決める漁協(奥多摩・秋川・小菅村・峡北・鬼怒川)は、年が明けたら週に一度くらい公式サイトのお知らせを見ておきます。ソトビヨリのカレンダーとマイソトビヨリでも、発表を確かめしだい日付を更新します。

気になる川をマイソトビヨリに保存する釜無川・塩川(峡北漁協)

禁漁はいつから?終わりの日は川と魚で変わる

やまめ・いわなの禁漁は、多くの漁協で都県の規則の上限と同じ日から始まります。2026年の最終日は、群馬の3漁協が9/20、鬼怒川とおじか・きぬが9/19、東京・埼玉・山梨の漁協が9/30、神奈川の2漁協が10/14でした。

一方で、にじますは区間によって冬まで釣れる川があります。同じ漁協でも、魚の種類と区間で終わりの日が違うので、秋に行くときは特に気をつけます。

やまめ・いわなとにじますの終わりの日(2026年、各漁協の遊漁規則と公式サイト)
漁協やまめ・いわなとにじますの終わりの日
奥多摩やまめ・いわなは9/30まで。にじますは多摩川本流で12/31まで(支流は9/30まで)
秋川やまめは9/30まで。にじますは沢戸橋より下流で12/31まで(沢戸橋より上流は10/1から魚種を問わず全面禁漁)
おじか・きぬやまめ・いわなは9/19まで。にじますは10/31まで(特別漁場は11/30まで)
利根・吾妻・上野村やまめ・いわなは9/20まで。上野村には冬季釣り場あり(10/1以降の組合が定める日〜翌2/23)
相模川漁連・酒匂川やまめ・いわなは10/14まで。にじますは決められた区域で通年
秩父やまめ・いわなは9/30まで。荒川本流の巴川橋より下流は冬季にじます釣場(10/1〜翌2月末)

奥多摩の多摩川(奥多摩漁協)中津川・早戸川・道志川(相模川漁連)

ヤマメの全長制限と尾数制限は「厳しいほう」を守る

全長制限は、都県の規則より漁協の遊漁規則のほうが大きいことがあります。その場合は、漁協の値を守ります。

たとえば東京都の規則は12cm以下が不可ですが、奥多摩漁協の遊漁規則では、いわなは15cm以下が不可です(やまめ・にじますは12cm以下が不可)。神奈川県の規則も12cm以下が不可ですが、酒匂川漁協の遊漁規則では、やまめ・いわな・にじますは15cm以下が不可です。

1日に持ち帰れる数(尾数制限)を決めている漁協もあります。2026年時点で、利根・吾妻・上野村・峡北・道志村は1日20尾まででした。数え方は漁協ごとに違い、利根と吾妻はヤマメ・サクラマス・イワナの合計、峡北はあまご・いわなの合計で、キャッチアンドリリース区間や特設の釣り場を数に入れない漁協もあります。小菅川の橋立地区第1堰堤より上流は、1日5尾までです。

全長はふつう、口の先から尾びれの先までの長さです。小さい魚は手早く、水につけたまま針を外して放します。

酒匂川・河内川・世附川(酒匂川漁協)利根川上流・片品川(利根漁協)

禁漁区とキャッチアンドリリース区間の見分け方

シーズン中でも、釣ってはいけない場所や、釣った魚をその場で放す決まりの区間があります。現地の標識と、漁協の地図や遊漁規則で確かめてから竿を出します。

キャッチアンドリリース区間では、返しのない1本針に限る、餌釣りをしない、ビクやクーラーを持ち込まない、といった釣り方の決まりがついていることがほとんどです。

禁漁区・キャッチアンドリリース区間などの種類と関東の例(2026年の遊漁規則と漁協サイト)
種類(内容)関東の例
通年の禁漁区(堰堤・取水口の周りや、支流の一部)奥多摩(白丸調整池ダムの周辺など)、小菅村(支流の玉川・山沢川・宮川)、道志村(櫓沢・室久保川など)
期間の禁漁区(産卵場や、解禁日の放流区間など)秋川(中流・下流は解禁日当日の正午まで)、吾妻(四万川の一部は3/1〜5/31)
キャッチアンドリリース区間(釣った魚は放す。針や釣り方の決まりがある)上野村(神流川 川和橋上流〜乙母橋下流・通年)、吾妻(舟渡大橋下流〜箱島堰堤・通年)、小菅村(奥多摩湖バックウォーターから約2km)
釣り方を限る区間(毛ばり・ルアーのみ、テンカラ専用など)おじか・きぬ(三依地区はテンカラ専用)、上野村(本谷・中ノ沢は毛ばり釣り専用区・要予約)
夜の釣りの禁止(日没から日の出までなど)秋川(日没〜日の出)、相模川漁連(日没1時間後〜日の出1時間前)

神流川上流(上野村漁協のC&R区間)吾妻川(吾妻漁協)男鹿川・鬼怒川 川治(おじか・きぬ漁協)

解禁日の放流と、当日だけの決まり

解禁日に合わせて魚を放流する漁協では、放流する区間や、当日の釣りの決まりが別に案内されることがあります。2026年は、奥多摩漁協の解禁日の放流が上流部(昭和橋〜軍畑大橋)だけでした。秋川漁協の中流・下流地区は、当日の放流のため、解禁日は正午まですべての釣りが禁止でした。

鬼怒川漁協のように、解禁日と放流の予定を一緒に載せる漁協もあります(2026年分は2026年2月2日の掲載)。放流の予定は年ごとに変わるので、その年の案内で確かめます。

解禁日までの準備のやり方

解禁日の準備は、秋から冬に「どの川に行くか」を決めるところから始まります。日付の発表、遊漁券、道具の順に進めると、当日にあわてずにすみます。

  1. 行く川と漁協を決める(10〜12月)

    行きたい川が、どの漁協の管内かを確かめます。同じ道志川でも、山梨側は道志村漁協、神奈川側は相模川漁連と、県境で漁協が変わる川があります。

  2. 遊漁規則と都県の規則を読む

    解禁日の決まり方(日付があるか、毎年発表か)、終わりの日、全長と尾数の制限、禁漁区を確かめます。遊漁規則は、都県のサイトで公開されていることが多いです。

  3. 2027年の解禁日と時刻の発表を待つ(12〜2月)

    毎年発表する漁協は、公式サイトのお知らせを見ます。区間で日付が違う川は、行く区間の日付と時刻を書き留めておきます。

  4. 遊漁券の買い方を決める

    オンライン・コンビニ・取扱所・現場売りのどれで買うかを決めます。年券は写真が要る漁協が多く(奥多摩・秋川・秩父・道志村・峡北・利根・吾妻など)、現場売りは前売りより高くなります。

  5. 道具と服装を見直す

    去年の仕掛けや道具を出して、傷みがないか見ます。3月の山あいの川は冷え込むことがあるので、防寒と、滑りにくい足まわりを用意します。

  6. 駐車場所と入渓場所を確かめる

    漁協の地図や案内で、車を止めてよい場所と川への降り口を確かめます。私有地や畑に入らないようにします。

  7. 前日に最新のお知らせと天気を見る

    工事による通行止めや、放流の変更が出ることがあります。2026年8月6日には、相模川漁連が早戸川の一部の通行止めを知らせていました。雨や雪どけで水が多いときは、無理をせず日を改めます。

水が多い日は、川に近づかない

春の渓流は、雨や雪どけで急に水かさが増えることがあります。増水しているときや濁っているときは、釣りをやめて川から離れます。現地の状況は、漁協や自治体の公式の案内を確かめてください。

遊漁券の買い方と料金の目安道志川(道志村漁協)

解禁日の朝に気をつけること

遊漁券は、釣っている間は持ち歩き、監視員に求められたら見せます。多くの漁協の遊漁規則で決められていることです。スマートフォンで買った券は、山あいの電波の届きにくい場所でも見せられるか、買ったサービスの案内で前もって確かめておきます。

解禁日は人が多く集まる川もあります。先に入っている人のすぐ近くには入らず、ひと声かけてから場所を決めると、おたがいに気持ちよく釣れます。

遊漁券は解禁日より前に買える?

買えます。多くの漁協は前売りの日券をオンラインや取扱所で売っていて、現場で監視員から買うより安く済みます。ただし日券は、券によって使える日の決まりがあるので、買う前に確かめます。

たとえば奥多摩漁協のセブンチケットは当日の1日券だけで、釣る日以外に買うとその日の券になります。2026年の日券(渓流)は、奥多摩が前売り2,500円・現場3,500円、小菅川が前売り1,500円・現場3,000円でした。

年券は、多くの漁協で3月1日から翌年2月末までを1年として数えます。小菅川の年券は、10月1日から解禁日までの間は使えないと遊漁規則に書かれています。年券を買うなら、写真の大きさも合わせて確かめておきます。

関東の渓流と漁協の一覧荒川上流・中津川(秩父漁協)

前売りと現場売りの差(2026年の渓流の日券)

現場で監視員から買うと、前売りより高くなる漁協がほとんどです。2026年の渓流の日券は、次のとおりでした(前売り→現場)。

  • 秋川・秩父・上野村:2,500円→5,000円
  • 利根・峡北:2,000円→4,000円
  • 相模川漁連:2,000円→3,500円
  • 道志村:1,500円→3,000円
  • 鬼怒川:1,700円→5,100円(現場は遊漁料に附加料金を足した額)

解禁前によくある失敗

解禁のころに起きやすいのは、決まりの読み違いです。次のような点でつまずきやすいので、前もって確かめておきます。

  • 去年と同じ日だと思い込む:毎年発表する漁協は、日付が変わることがあります(2026年の小菅川は3/7)。
  • 時刻を見落とす:正午解禁の川で、朝から竿を出してしまう。
  • 区間の違いに気づかない:秋川の中流・下流や、大谷川の日光地区は、ほかの区間より解禁が遅い。
  • 都県の全長制限だけを覚えている:奥多摩のいわなや酒匂川の渓流魚は15cm以下が不可で、都県の値より大きい。
  • 県境で漁協が変わるのを忘れる:道志川は、山梨側と神奈川側で券が別です。
  • キャッチアンドリリース区間に餌釣りの道具で入る:区間によっては餌釣りやビクの持ち込みが禁止です。

解禁前のチェックリスト

出かける前に、次の項目を一つずつ確かめます。

  • 行く区間の漁協と、その年の解禁日・時刻
  • 釣れる期間の終わりの日(魚の種類と区間による違い)
  • 全長制限と尾数制限(都県と漁協の厳しいほう)
  • 禁漁区・キャッチアンドリリース区間・釣り方の決まり
  • 遊漁券の買い方と、年券に要る写真
  • 特設釣り場など、別料金の区間
  • 駐車場所と入渓場所、地元の人の迷惑にならない動き方
  • 前日の天気と川の水量、漁協の最新のお知らせ

関東の渓流と漁協の一覧で川を探す解禁日をカレンダーで見る

まとめ

  • 渓流の解禁日は、都県の漁業調整規則(禁止期間・全長制限)と、漁協の遊漁規則(解禁日・禁漁区など)の2段で決まります。
  • 関東6都県では3月1日より前は釣れず、終わりは栃木9/19・群馬9/20・東京と埼玉と山梨9/30・神奈川10/14です。
  • 2026年は13漁協中11漁協が3月1日に解禁し、時刻(正午・朝6時)や区間で日付が違う川もありました。
  • 2027年の解禁日は、規則に日付がある8漁協は規則が変わらなければ2026年と同じで、5漁協は2026年10月12日時点で未発表です。
  • 全長・尾数・禁漁区は、都県と漁協の厳しいほうを守り、前日に漁協の最新のお知らせを確かめます。

よくある質問

関東の渓流はいつ解禁しますか?

多くの漁協は3月1日です。2026年は、小菅川が3/7正午、秋川の中流が3/7正午・下流が3/14正午、おじか・きぬ漁協の男鹿川などが3/21、鬼怒川漁協の大谷川日光地区が4/1でした。

2027年の渓流の解禁日はもう決まっていますか?

遊漁規則に日付がある漁協(利根・吾妻・上野村・秩父・道志村・相模川漁連・酒匂川・おじか・きぬ)は、規則が変わらなければ2026年と同じ日です。奥多摩・秋川・小菅村・峡北・鬼怒川は、2026年10月12日の時点で未発表です。

渓流の解禁日はいつごろ発表されますか?

2026年分は、2025年12月中旬から2026年2月上旬にかけて出ていました。たとえば鬼怒川漁協は2025年12月16日に公示、2026年2月2日に解禁日と放流の予定を載せ、秩父漁協は2026年1月21日に案内を出していました。

渓流の禁漁期間はいつからですか?

都県で違います。やまめ・いわなは、栃木が9/20から、群馬が9/21から、東京・埼玉・山梨が10/1から、神奈川が10/15からで、どこも翌年2月末までです。

ヤマメの全長制限は何cmですか?

都県の規則では、東京と神奈川が12cm以下、栃木・群馬・埼玉・山梨が15cm以下は獲れません。漁協の規則がより厳しいことがあり、奥多摩のいわなや酒匂川の渓流魚は15cm以下が不可です。

解禁日の朝は何時から釣れますか?

漁協によります。2026年は奥多摩と小菅川が正午、秩父・鬼怒川・秋川の上流が朝6時でした。おじか・きぬ漁協は日の出から日没までです。時刻の決まりがない漁協もあるので、漁協の案内で確かめてください。

遊漁券は解禁日の前に買っておけますか?

多くの漁協で前売りの日券や年券を買えます。ただし奥多摩漁協のセブンチケットは当日の1日券だけなど、券によって使える日の決まりがあります。年券は写真が要る漁協が多いので、早めに用意します。

禁漁期間に釣りができる場所はありますか?

あります。2026年は、小菅川の冬季ニジマス釣り場が10/17〜2027/2/28、上野村の冬季釣り場が10月以降の組合が定める日から翌2/23まで、秩父漁協の荒川本流の冬季にじます釣場が10/1〜翌2月末でした。料金や釣り方の決まりは漁協の案内で確かめてください。

出典と確認日

ほかの出典(44件)を見る

写真:Wikimedia Commons より(ライセンスに従って掲載。一覧の写真は表示用に縮小しています)