ザックは、泊まり方で容量を決めて、背中で選ぶ。

涸沢カールの紅葉と穂高連峰
写真:Raita Futo from Tokyo, Japan/CC BY 2.0
かんたんに言うと

登山用ザックの容量は、日帰りなら20〜30L、山小屋泊なら30〜40L、テント泊なら50L以上がひとつの目安です。容量を決めたら、自分の背面長(首の付け根の骨から腰骨の上までの長さ)に合うサイズを選び、重りを入れて試着してから決めます。

ザックは、登山の道具の中でいちばん長く体にふれている道具です。同じ重さの荷物でも、体に合ったザックなら腰で支えられて楽に歩けますが、合わないザックでは肩ばかりが痛くなります。この記事では、特定の商品を挙げずに、泊まり方ごとの容量の目安と、体に合うザックを選ぶための測り方・試し方を、メーカーの公式のフィッティングの説明をもとにまとめます。

この記事のポイント

  • メーカーの分類では、ザックは小型(〜25L)・中型(26〜40L)・大型(41L〜)に分けられることが多い。
  • 1泊2日のテント泊の装備を詰めたザックは10〜15kgほどになると、アウトドアメーカーのゴールドウインは説明している。
  • 背面長は、首を前に倒したときに出っ張る骨(第七頸椎)から、左右の腰骨の上端を結ぶ線までの背中の長さで測る。
  • ザックの試着には、4.5〜10kgほどの重りを入れて確かめることを、グレゴリーは公式の説明で勧めている。
  • 山小屋泊は寝具と食事が小屋にあるため、テント泊より小さなザックで歩けることが多い。

登山用ザックの選び方、何から決める?

ザック選びは、どんな泊まり方をするかを決めることから始まります。泊まり方で荷物の量が決まり、荷物の量で容量が決まります。容量が決まったら、背中の長さに合うサイズを選び、最後に重さや作りを比べます。順番は次のとおりです。

はじめてザックを買うときは、いちばん大きなザックを1つ買えばよいと考えがちです。けれど、日帰りに大きなザックを背負うと、中で荷物が動いて歩きにくくなります。まずはいちばん多く行く山行に合わせた1つを選び、泊まりの山行が増えてきたら、もう1つを考える、という順番がむだのない選び方です。

  1. 泊まり方を決める

    日帰りか、山小屋泊か、テント泊かを決めます。いちばん多く行く山行に合わせて選ぶと、使う機会が多くなります。

  2. 容量の目安を決める

    持っていく物を書き出し、入る容量の目安を決めます。荷物が少し増えても入るくらいの余裕を見ます。

  3. 背面長を測る

    自分の背中の長さを測り、メーカーのサイズ表と照らし合わせます。

  4. 重りを入れて試着する

    店で重りを入れて背負い、腰と肩の合い方を確かめます。

  5. 重さと作りを比べる

    候補が決まったら、ザックの重さ、ポケットの位置、雨ぶたの有無などを比べます。

はじめての山小屋泊(持ち物と当日の流れ)

日帰り・山小屋泊・テント泊、ザックの容量の目安は?

容量の目安は、日帰りなら20〜30L、山小屋泊なら30〜40L、テント泊なら50L以上です。ザックの容量は、メインの荷室にどれだけ入るかをリットル(L)で表したもので、牛乳パック1本がおよそ1Lです。

メーカーの分類では、小型(〜25L)、中型(26〜40L)、大型(41L〜)のように分けていることが多く、日帰りは小型から中型、山小屋泊は中型、テント泊は大型が中心になります。ただし、同じ30Lでも形や作りでどれだけ入るかは変わります。表の数字は、はじめの目安として見てください。

泊まり方ごとのザックの容量の目安(ソトビヨリのまとめ。荷物の量で変わります)
泊まり方容量の目安メーカーの分類荷物の特徴
日帰り20〜30L小型〜中型雨具・防寒着・水・食べ物・救急用品
山小屋泊(1〜2泊)30〜40L中型日帰りの装備に、着替え・ヘッドランプ・洗面用具など
テント泊(1〜2泊)50〜60L前後大型テント・寝袋・マット・調理道具・食料が加わる
テント泊(3泊以上・長い縦走)60L以上大型食料と燃料がさらに増える

テント場は予約が必要?山小屋の料金の目安

迷ったら、少し大きいほうを

容量が足りないと、荷物を外にぶら下げることになり、枝に引っかかったり、歩くときに揺れたりします。少し大きめのザックなら、締めつけるベルト(コンプレッションベルト)で小さくまとめられます。ただし大きすぎると、つい荷物を詰めこんで重くなるので、持っていく物を先に決めておくことが大切です。

季節で容量の目安は変わる

同じ泊まり方でも、季節で荷物の量は変わります。夏は服が薄くて小さくまとまりますが、春や秋はフリースや薄いダウン、手袋、帽子が増えます。冬の山では、さらに厚い防寒着や冬用の道具が加わります。春や秋にも使うつもりなら、表の目安より5Lほど大きめを考えておくと、荷物が入りきらないことを防げます。

日帰り登山のザック:20〜30Lで何を入れる?

日帰り登山のザックは、20〜30Lあれば足りることが多いです。入れる物は、雨具、防寒着、水、行動食(歩きながら食べる物)、地図、ヘッドランプ、救急用品、スマートフォンと予備のバッテリーなどです。

警察庁は「令和8年夏期における山岳遭難の概況」で、遭難を防ぐ装備の例として、雨具、ツェルト(簡易テント)、地図、コンパス、行動食、携帯電話と予備バッテリーなどを挙げています。日帰りでも、これらを入れてまだ余裕がある容量を選ぶと安心です。

夏の低い山なら20L前後でも足りますが、春や秋は防寒着がかさばり、25〜30Lあると楽に入ります。ザックの中で物が泳がないよう、小さな袋に分けて入れると取り出しやすくなります。

水の量でザックの大きさが変わる

日帰りの荷物でいちばん場所を取るのは、水であることが多いです。夏の長い登りでは、水を多めに持つ必要があり、ボトルの数が増えるとザックの中がいっぱいになります。途中に水場や山小屋があるか、地図や小屋の案内で確かめておくと、持つ水の量を決めやすくなります。水場の水が出ているかは時期によって変わるので、最新の案内を見てください。

背負ったまま使う物は外側に

地図、行動食、日焼け止め、スマートフォンなど、歩きながら何度も使う物は、腰ベルトのポケットや雨ぶたに入れます。ザックをおろす回数が減ると、休憩が短くなり、そのぶん体も冷えにくくなります。

山小屋泊のザック:30〜40Lが選ばれる理由

山小屋泊では、30〜40Lのザックがよく使われます。寝具と食事は小屋にあることが多いので、テント泊ほど大きなザックは要りません。日帰りの装備に、着替え、ヘッドランプ、洗面用具、現金、モバイルバッテリーなどを足した量になります。

小屋によっては、シーツやタオル、飲み水を自分で用意する必要があります。泊まる小屋の案内で、借りられる物と持っていく物を確かめ、小屋にない物だけを足すと、荷物を小さくできます。2泊以上になる場合や、春や秋で防寒着が増える場合は、40L前後あると余裕が出ます。

山小屋の中では、ザックから物を出し入れする回数が増えます。夜や朝早くは消灯のあとで暗いことも多いので、着替えや洗面用具などを色の違う袋に分けておくと、ヘッドランプの明かりでもすぐに見つけられ、まわりの人を起こさずにすみます。

大きなザックは小屋の中で置き場に困ることも

相部屋の山小屋では、荷物を置く場所が限られています。必要以上に大きなザックを選ぶと、部屋の中でも邪魔になります。山小屋泊なら、荷物にあった大きさを選ぶのがいちばんです。

涸沢ヒュッテ(山小屋泊とテント泊)八ヶ岳の山小屋を探す

小屋で借りられる物・買える物を先に調べる

山小屋によっては、飲み水や軽食を売店で買えたり、寝具が用意されていたりします。反対に、水が限られていてお金を払って買う小屋や、シーツを持参する決まりのある小屋もあります。持っていく物を書き出すときに、泊まる小屋の案内を見ながら「小屋にある物」「自分で持つ物」に分けると、ザックの容量を小さくできます。

テント泊のザック:50L以上と重さの考え方

テント泊では、テント、寝袋、マット、調理道具、食料を自分で運ぶので、50L以上のザックが必要になることが多いです。1〜2泊なら50〜60L前後、食料が増える長い縦走では60L以上が目安です。

荷物の重さもぐっと増えます。アウトドアメーカーのゴールドウインは、1泊2日のテント泊の装備を詰めたザックが10〜15kgほどになると説明しています。この重さを肩だけで背負うのはつらいので、腰でしっかり支えられるヒップベルトと、重さに負けない背中の作り(フレーム)があるザックを選びます。

テント場の多くは予約なしの先着順で、着く時間が遅いと張る場所を探すのに苦労します。重い荷物で長く歩けるかどうかは、計画そのものにかかわります。はじめてのテント泊は、登山口から近いテント場や、山小屋のそばのテント場から始めると安心です。

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荷物を軽くする順番

テント泊の荷物を軽くしたいときは、大きくて重い物から見直すと効果があります。テント、寝袋、マット、ザックそのものの4つは、装備の中でも重さの大きな部分です。これらを買いそろえる前に、行く季節と山の高さを決め、必要な暖かさや丈夫さを確かめてから選ぶと、重すぎず足りなすぎない組み合わせになります。食料は1食ずつ袋に分け、余分な包装を外すと、重さもかさも減らせます。

ザックの背面長の測り方とサイズの選び方

背面長は、首の付け根の骨から腰骨の上までの背中の長さで、ザックのサイズを選ぶときのいちばん大切な数字です。身長が同じでも背中の長さは人によって違うので、身長ではなく背面長で選びます。グレゴリーの公式の説明では、次の手順で測ります。

背面長は、一度測っておけば、ザックを買いかえるときにも使えます。メモしておき、店で試着するときにスタッフに伝えると、合うサイズを出してもらいやすくなります。服を着たままでも測れますが、厚い上着は脱いでから測ると正確です。

  1. 首を前に倒して、出っ張る骨を探す

    首を前に倒すと、首の後ろでいちばん出っ張る骨があります。これが第七頸椎で、測り始めの位置です。

  2. 腰骨の上のはしを探す

    両手を腰に当て、左右の腰骨のいちばん上を探します。左右を結んだ水平な線が測り終わりの位置です。

  3. 背中にそって測る

    首をもとに戻し、第七頸椎から腰骨の線まで、背中にそって巻き尺で測ります。だれかに手伝ってもらうと正確です。

  4. サイズ表と照らし合わせる

    測った長さを、メーカーのサイズ表と照らし合わせます。同じ数字でも、メーカーによって合うサイズが違うことがあります。

背面長を調節できるザックもある

背中の長さを調節できるザックもあります。家族で使い回したい人や、自分の背面長がサイズの境目にある人は、調節できる範囲を確かめてみてください。

試着で確かめる:ヒップベルトと肩ベルトの合わせ方

ザックは、空のまま背負っても合っているかわかりません。店では重りを入れて背負い、腰と肩の合い方を確かめます。グレゴリーは、試着に4.5〜10kgほどの重りを入れることを勧めています。

合わせる順番は、腰から肩です。まずヒップベルトを腰骨にのせてしめ、次に肩ベルトを引いて背中にザックを寄せます。最後に、肩ベルトの上についている細いベルト(ロードリフター)と胸のベルト(チェストストラップ)で、ザックが後ろに引っぱられないように整えます。

試着で見るところ(グレゴリーの公式のフィッティングの説明などから)
見るところ合っているときの目安合っていないときのサイン
ヒップベルトの位置上のはしが腰骨の上のはしから約2.5cm上高すぎるとおなかを、低すぎると腰骨をこする
肩ベルト肩の上から背中側へ約7.6cmほど回りこむ回りこみが足りなければ、一つ大きいサイズを試す
背中背中全体がザックにそっている背中の上か下にすき間ができる
重さのかかり方重さの多くが腰にかかる肩ばかりが痛くなる

店の中を歩き、階段も上り下りする

背負ったら、店の中を歩き、あれば階段や坂を上り下りします。前にかがんだとき、ザックが頭に当たらないか、横に揺れないかも見ます。10分ほど背負っていると、肩や腰の当たり方がわかってきます。

いつも使う物を持っていく

店に行くときは、ふだん使っている水のボトルや、持っていきたい防寒着を持っていくと、ポケットに入るか、メインの荷室にどのくらい入るかをその場で確かめられます。登山靴をはいて試着すると、歩いたときの感じが山に近くなります。

ザックの作りで見るところ:雨ぶた・ポケット・開け口

容量とサイズが決まったら、作りを比べます。よく使う物をすぐ出せるか、雨の日に困らないかが選ぶポイントです。

ザックの作りと、使い勝手の違い
作り良いところ気をつけるところ
雨ぶた(上のふた)小物を入れられ、荷物が多いときに高さを調節できるふたのぶん重くなる
ロールトップ(口を巻いて閉じる)水が入りにくく、容量を調節しやすい開け閉めに少し手間がかかる
横や正面の開け口底の荷物を上から出さずに取り出せるファスナーのぶん重くなる
腰ベルトのポケット行動食やスマートフォンを歩きながら出せる大きな物は入らない
横のポケット水のボトルを背負ったまま出し入れできる大きさや角度はザックによって違う

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ザックそのものの重さ

ザックそのものの重さも比べます。軽いザックは背負う重さを減らせますが、背中の作りが簡単で、重い荷物を入れると肩にかかりやすいものもあります。日帰りや山小屋泊なら軽さを、テント泊なら重い荷物を支える作りを優先するとよいでしょう。

背中の蒸れと通気

夏は、背中がザックに当たっているところに汗がたまります。背中に通気のためのすき間を作ったザックや、メッシュの背あてを使ったザックもあります。ただ、すき間が大きい作りは、重い荷物を入れると重心が背中から離れることもあります。荷物の重さと季節の両方を考えて選びます。

疲れにくいパッキングのこつ

同じザックでも、詰め方で背負いやすさが変わります。基本は、重い物を背中の近く、背中の真ん中あたりに入れ、軽くてかさばる物を底に入れることです。

底には寝袋や着替えなど、昼間に使わない軽い物を入れます。真ん中の背中側には、水や食料、調理道具など重い物を入れます。上のほうには、雨具や防寒着、救急用品など、すぐに出したい物を入れます。地図や行動食、ヘッドランプは雨ぶたや腰ベルトのポケットに入れておくと、ザックをおろさずに取り出せます。

ザックの中は濡れることを前提に、寝袋や着替えは防水の袋に入れます。雨の日はザックカバーをかけますが、カバーだけでは背中側から水が入ることがあるので、中の袋とあわせて守ります。

詰め終わったら、一度背負って、左右に傾いていないか、ザックが後ろに引っぱられていないかを確かめます。歩いている途中で荷物が片寄ってきたら、休憩のときに詰め直します。山小屋やテント場に着いて荷物を出し入れしたあとも、翌朝の出発前に同じように確かめると、二日目も楽に歩けます。

外にぶら下げる物は少なく

マットやサンダルなどを外にぶら下げると、岩場や細い道で引っかかり、バランスをくずす原因になります。外につける物はできるだけ少なくし、しっかり固定します。

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ザックの手入れと保管

ザックは、使ったあとに中身をすべて出し、ごみや砂を払ってから、風通しのよい日陰で乾かします。汗のついた背中や肩ベルトは、湿ったままにするとにおいの原因になります。

汚れがひどいときの洗い方は、製品ごとに違います。メーカーの取扱説明に従ってください。バックルやファスナーに砂がつまると壊れやすくなるので、水で流すか、やわらかいブラシで落とします。

しまうときは、ベルトをゆるめて形をととのえ、直射日光や高温になる場所を避けて保管します。次に使う前に、バックルが割れていないか、縫い目がほつれていないかを確かめておくと、山の中で困ることが減ります。

ザック選びでよくある失敗

ザックを選ぶときに、つまずきやすいところをまとめました。

  • 身長だけでサイズを選び、背面長が合わずに腰ベルトが腰骨にのらない。
  • 空のまま試着して決め、荷物を入れたら肩ばかり痛くなる。
  • テント泊も考えているのに日帰り用を買い、すぐに買い直すことになる。
  • 大きなザックを買い、余った空間に物を詰めこんで重くなる。
  • 重い物を底に入れ、ザックが後ろに引っぱられて疲れる。
  • ザックカバーだけで雨を防げると思い、中の寝袋を濡らす。
  • 外に物をぶら下げすぎて、岩場で引っかかる。
  • ザックを買ったあとで、水のボトルが横のポケットに入らないことに気づく。
  • 使ったあと濡れたまましまい、肩ベルトににおいが残る。

ザックを選ぶときのチェックリスト

お店に行く前と、試着のときに確かめることをまとめました。

  • いちばん多く行く泊まり方(日帰り・山小屋泊・テント泊)を決めたか
  • 持っていく物を書き出し、容量の目安を決めたか
  • 背面長を測り、メーカーのサイズ表と照らし合わせたか
  • 4.5〜10kgほどの重りを入れて試着したか
  • ヒップベルトが腰骨にのり、重さの多くが腰にかかるか
  • 肩ベルトが肩から背中側へしっかり回りこんでいるか
  • 水のボトルや行動食を、背負ったまま出し入れできるか
  • 雨ぶたやロールトップなど、開け閉めのしかたが自分に合っているか
  • ザックカバーと防水の袋を用意したか

持ち物をマイソトビヨリに保存する外遊びカレンダー(予約・解禁・エントリー)

まとめ

  • 容量の目安は、日帰り20〜30L、山小屋泊30〜40L、テント泊50L以上。泊まり方を先に決める。
  • 1泊2日のテント泊の装備は10〜15kgほどになるので、腰で支えられるザックを選ぶ。
  • サイズは身長ではなく背面長で選ぶ。第七頸椎から腰骨の上の線までを測る。
  • 試着は4.5〜10kgほどの重りを入れ、ヒップベルト→肩ベルト→細いベルトの順に合わせる。
  • 重い物は背中の近くの真ん中に、軽い物は底に。寝袋や着替えは防水の袋に入れる。

よくある質問

日帰り登山のザックは何リットルがいいですか?

20〜30Lが目安です。夏の低い山なら20L前後でも足りますが、春や秋は防寒着がかさばるので25〜30Lあると楽です。雨具、防寒着、水、行動食、地図、ヘッドランプ、救急用品が入って余裕があるかで決めます。

山小屋泊のザックは何リットルが目安ですか?

1〜2泊なら30〜40Lが目安です。寝具と食事は小屋にあることが多いので、日帰りの装備に着替えや洗面用具などを足した量になります。シーツやタオルが必要かどうかは、泊まる小屋の案内で確かめてください。

テント泊のザックは何リットル必要ですか?

1〜2泊なら50〜60L前後、長い縦走なら60L以上が目安です。テント、寝袋、マット、調理道具、食料を運ぶので、1泊2日でも装備は10〜15kgほどになります。

背面長はどうやって測りますか?

首を前に倒したときに出っ張る骨(第七頸椎)から、左右の腰骨の上のはしを結んだ線まで、背中にそって巻き尺で測ります。測った長さをメーカーのサイズ表と照らし合わせて選びます。

ヒップベルトはどこにしめればいいですか?

腰骨の上にのせてしめます。グレゴリーは、ベルトの上のはしが腰骨の上のはしから約2.5cm上にくるのを目安にしています。高すぎるとおなかを、低すぎると腰骨をこすります。

ザックは女性用を選んだほうがいいですか?

メーカーによっては、男性向けと女性向けのモデルを分けて作っています。性別よりも、背面長と、肩・腰の合い方で選ぶことが大切です。両方を試着して、重りを入れたときに楽なほうを選んでください。

ザックカバーは必要ですか?

雨の日はかけたほうが安心です。ただしカバーだけでは背中側や口から水が入ることがあるので、寝袋や着替えは防水の袋に入れて、中と外の両方で守ります。

1つのザックで日帰りから山小屋泊まで使えますか?

30L前後のザックなら、日帰りから1泊の山小屋泊まで使えることが多いです。締めつけるベルトで小さくまとめられるものを選ぶと、日帰りでも荷物が揺れにくくなります。

出典と確認日

この記事に出てくる山小屋

  • 涸沢ヒュッテ

    標高2,300m・Web・電話など・1泊2食 16,000円

    2026年は3.27
  • 行者小屋

    標高2,340m・Web・電話など・1泊2食 14,000円

    年末年始は11.9から予約
  • 横尾山荘

    標高1,620m・Web・電話など・1泊2食 15,600円

    2026年は4.26
  • 氷壁の宿 徳澤園

    標高1,560m・電話で予約・1泊2食 17,600円

    公式で確認

写真:Wikimedia Commons より(ライセンスに従って掲載。一覧の写真は表示用に縮小しています)